cimon shoe nuts

作詞おきば

もう出逢えなくとも

心をどこにしまえばいいんだっけ 自分はそんなに弱かったっけ ふわりと遥か空高くから 見つめ直すことさえ出来たなら 何年も経って 忘れらんなくて だけど想いはうつらうつら 途切れてしまうときだってあるさ 上手に作られてなんかないさ 時を飛び越えるため…

石南花

春が来たのか 来てもいないのか 心模様みたいだった この 季節に 君を迎えた 初めて季節の色を 知った 上手じゃなかった それはなんなら 最低だって 蔑まれたって いつでも応えてくれていたんだ どんなときだって 覚えているよ ずっとそばにいた 危うげだっ…

いかがお過ごし

よれたシャツはよれたリズムに乾いて 待っているでしょう このくだらない日々をこれっぽっちも 面白くできやしない自分を 引きずり出してくれる 何かを だけどそんなものはないの どこにだって 似てるものならば沢山あるの 君にだって 瞳に飛び込む日常も 脳…

真昼

この部屋で蹲って 物憂げに取り繕ってみても 事件は起きないし そのくせ明日はちゃんと来てしまうし ため息もそりゃ あくびに変わってしまう 何でもないことだって 何にでも思ってしまって つまらない人間になってしまった 例えば あの子が好きだった歌が ど…

COLOR OF UNIVERSE

不眠症だって 一抹の夢に浸るくらいは 一月の隙に歳をとるくらいは 生きなくちゃいけなかったりする 届かないものに 何回でも手を伸ばしていいんだ 生きてるだけで幸せなんて嘘を 信じなくたっていいから 教えてよ 君が手に入れたいものの形を 誰が証明する…

七転び八起き

誰もが肩肘張らずに生きていたい なんて幻想だったみたい それでも僕は僕のままでいたい 受け入れられたらなんて知らない 本当はどっちだって良かったとか そうだねなんて素直になれたら あなたも許せてしまうのかもね なんだか笑って朝を待てるね そんな日…

rabble

まあなんだか 自分とやらを 探したりなんだり 凄いよねえ あたま 最近悪くなってるんよ 昨日を追い越せる気もしないし あんま どうにか追い越そうとも 思わなくなった 歳でもとったかな 神様はずいぶんと意地悪をします 例えば 人がきらきらしてんのとか 生…

裂け目から

ぱらぱらと日記を見返す 「成ってやる」虚しく映るよ お前は何者でも、無かったよ それでも日々を超えているよ 未来はどうやら分かってきて 今はあのふざけた日々も愛せるよ 自らを少しだけ契りとって もう一度初めからを見てみたくて みんな家庭とか 作るん…

アマルガム

「くだらない世界なんだ」 幼く遠い目で君は言い放った 「だからってどうするのさ」 呆れ混じりに溜息と行進した どうやら何かのせいにしたいみたい 何かを愛したりはしたくないみたい 未だ 夕陽が刺した無常に きっと全てが忘れられてしまった だからってど…

secret

寄せては返す 日々の真ん中で 嘘ばかり気づくようになってしまいました どうも正しく 呼吸が出来なくて だからって 間違おうとして 心の新陳代謝 傷ついたとて 剥がされたくはないの 薄っぺらい わたしを守るの その嘘は どうあがいたって人間なんです あり…

14歳

クラスメイトの きっと なんでもない 遊んでる野球で 振り抜いた ホームランを手伝ったバットは もうどこにもないらしい ブラウン管はいつの間にか 暮らしの邪魔になってしまって 毎年 縮こまっていって そんなものばかりだなんて どこか 寂しく 感じた 変わ…

折り紙

しばし 喫煙所 歳の割にどこか遠い目 なんか俺よりも 大した経験 してそう まあそんなもんかって 煙を飲み込む 誰でも良いって思うのは 誰とも比べられたくないから 自分が一番 他人と違っていてほしくて そうやって 他人を気にしているから 小さい頃まわり…

ガールフレンド

何もそこまで 生き急がなくても まあ 分からないし 興味なんて必要が無いから そう見えてしまっているだけかもしれない 約束なんてしたくないから 目を背けてしまっているだけかもしれない 絞り出すように 楽になりたい だなんて きっと 君の地獄には いつに…

終点

うまくいくことなんて無い 分かっていたようで 打ちのめされるそのときに 無様に もがいている手のひらに 器用に どこにもないものを捧げてほしい あったっていいものが どこにもさ 無いんだから それくらい 許されるよね それは例えば名前も知らない 誰かが…

めまい

恋をしていたら 大体 何も見えないようでいて 勘違いをしてしまった景色も いつか ささやかな 支えになるから 独りを想像したことはある? 誰かを識っているから 独りからどこか なぜだか 寂しさを知ってしまったな 恋をしているから 大体 何もいらないよう…

モノ

君が安心してふと ほころぶ表情を露わにする 丁寧に 慎重に 積み重ねた記憶が きっとそうさせている 僕は信じることをやめて ほころびをどうにか隠して 丁寧にはほど遠く だけどそれでも 生きようと なんとか思っている とても誠実なひとだ 君は そして 僕は…

言い訳

今まで結構 上手だったんだね 気持ちとか 自分の隠し方 考えることは嫌いじゃないって たまに 肌のすぐ裏側にでも 血がしがみついてきているなんて感じるほど 自分に張り付いているものを 想像してしまったりすることだって たまになら 嫌いじゃなかったよね…

experience

いつの間にか季節の変わり目に もう、こんな時期になるのかなんて 少し鈍感になったみたいだ 何故か昨日よりも色褪せたみたいだ 空の機嫌はすこし悪かった 稲光が暖かな空気に走る 一瞬で意識を戻された 数時間の土砂降りが注いだ これまでなんて 実は何の意…

透明

勝手に勘繰らないで そんなに隠したいことや ひっくり返すまで見えないものなんて 本当は無い ないでしょう 重なったりして 君に 僕を透明にしてほしい 想いが突き抜けてしまうくらいに だけど満たされてしまうくらいに 僕を透明にしてほしい 勝手に勘繰らな…

かしげて

まばらに人は育って それぞれ 大切な一つだなんて 想像できないんだろうな 必要なものがない どこにもないまま 生まれてしまったら、なんて だからそんな残酷なことが言えるんだ 足りないなら足りないまま 助けを求めたっていい いらない強さを 持ってみたっ…

2221

考えたことなかったけど 2001年 思い返して 梅雨はそういえば なんだか 永遠だった 今にしてみれば 別に幼い 中学生のお姉さんたちと 無垢な時間が なんだか あったっけ 20年経ってるなんてさ 実は嘘だったりするんじゃないの たぶん あの頃の身体や 心は も…

Ring Ring Ring

焦がれるように 花びらは宙に 風に急かされて くるくる舞う 体温はちょっと迷子 外は まだ少し冷たいから 何でもそう 始まりって 美しく思い返してしまうよ ステップを踏んでいつか 手を伸ばしたくなった季節に 手招きをされたみたいだ 疑うことなんてなくて…

応えのない

「明日は退職届を出すんだ」 晴れやかな顔をしてた あまり 世間に認められたりしたくないって だけど 大層に決まりを破ることも出来ない どうしてだろうな 似ていると思ってしまった どこまで腐っていても ある意味 自分を全うしているだけだ 他人には触れた…

迷子

どうしても 疑うようになった まるで心を見透かすような この世に 同じ言葉を なにひとつ疑えないくらいに 同じ心で 唱えられることなんて 変な歴史を生きている気がするよ だって誰も主人公なんかじゃない 見習え 学べ 同じ轍を踏むな そんなことを信じてい…

control

レディオヘッドがすぐに連れて行くみたいに 僕も しけた日常を綺麗に案内してみたい 冷たい揺り籠に銀河は詰まって 弾けることもなく 殺された顔をしてるなんて君は言った 決められた覚悟に価値はあるのか 泥の中 花畑を振り解いて 手を伸ばさないで 必要も…

OLDSCHOOL

気がつけば あまりにも あまりにも泣きたくなってしまったから 手を伸ばそうとした こともあった 触れてしまって 粉々にしてしまった ことだって たぶん 正解なんてなくて 心も都合のいいことだらけで 信じられなくなってしまった 人として価値を失ってしま…

drowse

そんなにいけないことかい 毒も腐ったなら それなら 価値を信じられたりして 正直にいるだけだよ ただ あたしに全てを捧げて? 何言ってんだろ 信じたり裏切ったり 関係のない世界にしてみたい ほんの少し 手を伸ばして 柔らかに包んで そのまま 一つになれ…

Out of garden

特別なんだ きみは そんな嘘がいつまでも響いた 信じたくなんか ないけど 溺れていたい その声に 指令が走って 勝手に 動き出してなんて いつか取って代わられてしまう 歳をとるたびに 感性は死んで、なんて嘘なんだ 鈍くなったその感覚は 本当に必要な感情…

First

年のはじめに おみくじを 何が出たって 関係はないけど だって誰が決めるでもなく 自分自身が誰よりも この明日を決めていたから 知っているよ きっと その出会いも 重なる気持ちだって偶然だと でも綺麗だって 俺が思うよりも 誰よりも上手に 言葉にされた…

存在したくなかった

まる一日起きていて 朝日はいつもと変わらず憂鬱だ 何者かのせいじゃない どうしてこんなふうに生まれてしまった? きっと 普通になれるんだ なんて 無理をしていたんだ どうしても都合は良くない 俺にだって 世界にとって 俺の存在なんて でもさ 少しだけ思…