君が安心してふと
ほころぶ表情を露わにする
丁寧に 慎重に
積み重ねた記憶が きっとそうさせている
僕は信じることをやめて
ほころびをどうにか隠して
丁寧にはほど遠く
だけどそれでも 生きようと なんとか思っている
とても誠実なひとだ 君は そして
僕はどうしても嘘つきだ
この身から溢れる全てが
どうしようもなく汚く感じるよ
君がなんの濁りもなく 笑う顔が好きなんだ
澄んだ瞳を見つめたら 何故だか
どうしようもなく汚い感情だと
分かっていても止めどないんだ
とても誠実なひとだ 君は そして
僕はどうしても嘘つきだ
僕が信じることをやめても
ほころびに傷ついても
丁寧にはほど遠い
だけどそれでも 君は君のまま
なんとか 僕を見つめていた
この身から溢れる全てが
どうしようもなく汚く感じるよ
君はなんの濁りもなく 綺麗だなんて言った
澄んだその声を聞いたら 何故だか
どうしようもなく汚い感情だと
分かっていても止めどないんだ