cimon shoe nuts

作詞おきば

2022-01-01から1年間の記事一覧

FIVE FRAGMENTS

この気持ちを味わったことがないなんて きっと損してるよ 枕の下 そっと 読んだ手紙 明日会えるね でも夢でも会いたいね 痛みを知るきっかけ 心の 灰色の季節を 走り抜けることもなく 積み重ねてしまって 出来上がってしまった 誰も知らない景色に くしゃみ…

間違えたまま進む道が 好きだったりするよ "わたしも ついていくよ" そんな言葉が 染み渡りさえすれば この世にふたつとない答えになるから 目は逸らしてたけど あんまり良い人生じゃなかったみたい 今になれば僅かな没頭は 認めたくなかっただけだね いつか…

これから

あなたは ただ隣にいればいいから 例えばそれに無理をする としたら 正直に 心の居場所のことを聞くよ 誰だって 誰とだって 自らに蓋をしながら 距離を図っているだろう 馬鹿だな 馬鹿馬鹿しいな なんて 俺だって 君とだって 自らに蓋をしながら 言葉を探し…

Pray

祈りを捧げたとき ようやく 何も無い手のひらの形がわかりました 少しだけずるく 生きてきましたから いつか 誰かとこの 何も無さを 分かちあえるんだと ゆっくり信ずる自分には なんて可愛げがあるんだと 腑に落として空を見上げました そんなの理解されな…

新しい僕の声

真実らしきものを 覗いてしまったって どうして 何も関係はないのに 心はざわつくんだろう 何をしたって許されたのはいつまで いま何をしても許されない気がするのはどうして 風邪を引いてしかし夕方 身体は重くも心が軽いよ この部屋の中ですべてを感じられ…

ひとまず

本物って言葉は好きでもないけど 自分くらいは自分が本物だって 思っていたいなあ 道具を手に入れて 試してみたくて 想像がふくらんで いざ、となればそうでもなくって なんだかそんなことばっかり 本物って言葉は好きでもないけど 自分が生み出したものは本…

人間

きっととても純粋に 何かを ただ何かを 誰かに伝えたいって 思うときがみんなあるんだ 誰かだけじゃ足りなくって 或いは それが純粋なものだから 溢れてしまって 誰でもわかる形にしたりね だからこそ隠してしまうときだってね それに触れるとき 俺は涙を流…

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君の悪夢に潜り込みたいのは 一筋でも光が差すようにだとか 降り注ぐ闇から守るためにだとか そんな理由じゃないんだ ただ君と同じように怯えて 君と同じものに縋って 結末が夢のくせにやって来るのなら 君と一緒に迎えたいだけだ 君の悪夢に潜り込みたいの…

Purely

今までをちゃんと見つめなくちゃ それはただ 一歩を 踏み出すためじゃない 僕は許したっていい 僕自身を 素敵な朝に君がかけた メロディーライン 眼はぼんやり 好きなものだけでは 生きていけない なんだって在ったっていいって 思っていたい いつか、生きて…

あなたの目を細めるために くだらないことを大げさに 誰よりも輝いているんだ 俺はって 今朝の食べ物やら 大嘘やら 吐いたりして それでも耳だけ 少しだけ 澄ますんだ その声には一つも 偽りがないとか 別に信じちゃいないけど 偽ってたっていいのさ 他の誰…

諦め放たれ

真面目に生きすぎたんじゃない? いつだって鼻でわらってやるけど 羨ましいから、強がり あなたはあなたを誇っていいんだ 転換点 成功した?失敗した? 今までいくつもあったよ すべてが自分のものだって 気づいたことはどっちかって 気づけたんでしょ きっ…

little

流るる言葉の隙間に いじわるな表情がこぼれ落ちたら そっと記憶にしまいこんで 鮮やかさが失われるまで いじわるな表情はさせないまま そっと手とか繋いでみたりして 受け止めてみるんだ ずっと 小さな 思い出が ひとつ ふたつと重なっていってさ 解像度な…

連絡先

cimonshoenuts@gmail.com

もう出逢えなくとも

心をどこにしまえばいいんだっけ 自分はそんなに弱かったっけ ふわりと遥か空高くから 見つめ直すことさえ出来たなら 何年も経って 忘れらんなくて だけど想いはうつらうつら 途切れてしまうときだってあるさ 上手に作られてなんかないさ 時を飛び越えるため…

石南花

春が来たのか 来てもいないのか 心模様みたいだった この 季節に 君を迎えた 初めて季節の色を 知った 上手じゃなかった それはなんなら 最低だって 蔑まれたって いつでも応えてくれていたんだ どんなときだって 覚えているよ ずっとそばにいた 危うげだっ…

いかがお過ごし

よれたシャツはよれたリズムに乾いて 待っているでしょう このくだらない日々をこれっぽっちも 面白くできやしない自分を 引きずり出してくれる 何かを だけどそんなものはないの どこにだって 似てるものならば沢山あるの 君にだって 瞳に飛び込む日常も 脳…

真昼

この部屋で蹲って 物憂げに取り繕ってみても 事件は起きないし そのくせ明日はちゃんと来てしまうし ため息もそりゃ あくびに変わってしまう 何でもないことだって 何にでも思ってしまって つまらない人間になってしまった 例えば あの子が好きだった歌が ど…

COLOR OF UNIVERSE

不眠症だって 一抹の夢に浸るくらいは 一月の隙に歳をとるくらいは 生きなくちゃいけなかったりする 届かないものに 何回でも手を伸ばしていいんだ 生きてるだけで幸せなんて嘘を 信じなくたっていいから 教えてよ 君が手に入れたいものの形を 誰が証明する…

七転び八起き

誰もが肩肘張らずに生きていたい なんて幻想だったみたい それでも僕は僕のままでいたい 受け入れられたらなんて知らない 本当はどっちだって良かったとか そうだねなんて素直になれたら あなたも許せてしまうのかもね なんだか笑って朝を待てるね そんな日…

rabble

まあなんだか 自分とやらを 探したりなんだり 凄いよねえ あたま 最近悪くなってるんよ 昨日を追い越せる気もしないし あんま どうにか追い越そうとも 思わなくなった 歳でもとったかな 神様はずいぶんと意地悪をします 例えば 人がきらきらしてんのとか 生…

裂け目から

ぱらぱらと日記を見返す 「成ってやる」虚しく映るよ お前は何者でも、無かったよ それでも日々を超えているよ 未来はどうやら分かってきて 今はあのふざけた日々も愛せるよ 自らを少しだけ契りとって もう一度初めからを見てみたくて みんな家庭とか 作るん…