これからもずっと
誰かや 何かから借りた言葉で
僕は僕でありつづけるんだろう
みんな 他人がわからなくなってしまえばいい
自意識だけが この世に存在していて
そんなことすらも わからなくなってしまえばいい
比べられてすり切れて振り切れた
心にひとすじ 救いという雫が注がれればいい
きっとそこから芽生えるのは
誰にも触れられやしないのに
誰が嘲るでもないのに
僕の嫌いな 色をしているんだ
気づいてしまったとき
夜に太陽は溶けていくから
どうだってよくなった自意識を捧げて
ほんの少しでいい 好きになれるように
誰かの瞳から世界を覗くように
自らを知ってしまうことを
どうやら 生きると言うみたいです