cimon shoe nuts

作詞おきば

もうすぐ

しばらく 夢や希望の話はいいや

思い描くだけでも

遠のいているみたいだから

目の前に全部あるよ

本当は全部あるんだよ

 

いつからつまんねえことばっか

口ずさむようになっちまったんだか

本当を伝えたいだけだった

どうやら優しく生まれたらしいよ

かぶせた言葉に意味も理由もないよ

 

上手に生きる人ばかりが

自分をこの世に刻んでいく

俺はそんなことよりも

君の下手くそな言葉が聞きたい

 

しばらく 夢や希望の話はいいや

思い続けていても

真っ暗な生き方だから

目の前は見えやしないよ

いつか 夢や希望の形を知れたら

思い描くだけでも

目の前がきらめいていくよ

本当が全部あるんだよ

 

手探りを続けていくのも

悪くはないよ 良くもないんだろうけど

目の前に全部あるから

本当は全部あるから

俺はそんなことよりも

君の下手くそな言葉が聞きたい

nabd

君がほんの少しだけ

君を嫌いにならない手伝い

好きになれなんて言わないよ

嫌いじゃないかも、くらいで

 

物語からさよならしちゃった

ばらばらだと思っていた

一つ一つそれら全て

染付く血液が映していた

だからなんなんだろ

 

どうして皆かんたんに生きねえのかな

いちいちため息が漏れそうになるそんな

俺もどうやら簡単に生きてないらしい

ばかみたいだ

 

君がほんの少しだけ

君を嫌いにならない手伝い

好きなわけがないんだから みんな

自分のことなんかさ どこも

 

とはいえ 嫌わないでなんて疲れるし

やめにしちゃおうとか なっちゃうし

どうして皆かんたんに生きねえのかな

 

物語からさよならしたって

ばらばらだと思っていたって

孵るときも還るときも

ほんとはどこも変わってないよ 誰だって

 

君がほんの少しだけ

君を嫌いにならない手伝い

好きでも嫌いでもどっちだっていいよ

嫌いじゃないかも、くらいで

かんたんに生きていこうぜ

ばかみたいに

結末

たとえば 何も知らないまま

比べることもないまま

結末を迎えて きっと幸せだったって

それは とても 綺麗なことだな

 

たとえば 散々まちがってきて

比べたり比べられたりした

さなか 一人を見つけ出せたのなら

それも とても 綺麗なことだ

 

終わりを迎えるときに

汚さを振り払えたのなら

笑って送り出してもらえるさ

そうなれるようにありたいって

 

あがき続けてきた から

こんな想いを抱けて

腐るほど間違ってきたから

最期をようやく選べるんだ

目を閉じるとき きっと 浮かんでくるから

その景色までにまた 間違ったって

もう迷いはしないから きっと

 

たとえば 何も知らないまま

比べることもないまま

結末を迎えたかったな

そんな気持ちも なんだか愛しいよ

 

あがき続けてきた から

こんな想いを抱けて

腐るほど間違ってきたから

最期をようやく選べるんだ

目を閉じるとき きっと 浮かんでくるもの

その景色までにまた 間違ったって

もう迷いはしないから きっと

 

二度と夢にはしないよ

飛び上がることも目指しはしないさ

その景色までに一歩 進んでみるよ

間違いでもいいって 思えたから

もう迷いはしないから きっと

FIVE FRAGMENTS

この気持ちを味わったことがないなんて

きっと損してるよ

枕の下 そっと 読んだ手紙

明日会えるね でも夢でも会いたいね

痛みを知るきっかけ 心の

 

灰色の季節を 走り抜けることもなく

積み重ねてしまって 出来上がってしまった

誰も知らない景色に くしゃみをして

明日の色も 諦めるのです

 

このドラマを俺が作り上げたんだって

きっと勘違いだよ

もうすぐ大人 そっと 見ないふりをした

憧れの方向が でも透けてみえてたから

痛みを知るきっかけ 欲望の

 

灰色の季節を 走り抜けることもなく

積み重ねてしまって 出来上がってしまった

誰も知らない景色に くしゃみをして

明日の色も 諦めるのです

 

心のどこかが触れ合っていたなら

過去はしとしと 嫌なものにばかりなります

未来が晴れていますように

どんな景色であれ 報いが待っていますように

 

灰色の季節を走り抜けることもなく

積み重ねてしまって 出来上がってしまった

誰も知らない景色に くしゃみをして

明日の色は 吹き飛ばすのです

間違えたまま進む道が

好きだったりするよ

"わたしも ついていくよ"

そんな言葉が 染み渡りさえすれば

この世にふたつとない答えになるから

 

目は逸らしてたけど

あんまり良い人生じゃなかったみたい

今になれば僅かな没頭は

認めたくなかっただけだね

 

いつか俺は その時を超えるよ

蛙の子は蛙 それでも

泥水に浸かっていようとも

虹がかかる瞬間まで 生きることくらい 

簡単だったよって 言い放てるように

 

間違えたまま進む道が

好きだったりするよ

"違うよ それは駄目だ"

そんな言葉を 引きずり出してやれば

この世にふたつとない答えになるから

 

いつか俺は その時を迎えるよ

蛙の子は蛙 それでも

泥水に浸かっていようとも

虹が見えるその場所まで 辿り着くためには

簡単じゃないから 独りでは

 

目は逸らしてたけど

あんまり良い人生じゃなかったみたい

"嘘でしょ ばればれだよ"

そんな言葉を 引きずり出してやるよ

この世に二人といない あなたから

 

いつか俺は その時を超えるよ

蛙の子は蛙 それでも

泥水に浸かっていようとも

虹をかける瞬間まで 生きることくらい

簡単なんだよって 言い放てるように

これから

あなたは ただ隣にいればいいから

例えばそれに無理をする としたら

正直に 心の居場所のことを聞くよ

 

誰だって 誰とだって

自らに蓋をしながら

距離を図っているだろう

馬鹿だな 馬鹿馬鹿しいな なんて

 

俺だって 君とだって

自らに蓋をしながら

言葉を探してしまうときもある

馬鹿馬鹿しいな なんて 思わないよ

 

ただ隣にいれば いいから

例えばそれに無理をして いるときは

正直に 心の居場所のことを 話すよ

 

たぶん あなたも俺も おんなじで

忘れてしまいたいことをたくさん知っている

忘れられなかったから きっと 手を取れる

ことも知っているから これからは

 

あなたは ただ隣にいればいいから

例えばそれに無理をする としたら

正直に 心の居場所のことを聞くよ

 

ただ 隣にいればいいから

例えばそれに無理をして いるときは

正直に 心の居場所のことを 話すよ

聞いてくれるって知っているから

心の居場所のことを話すよ

俺だって必ず受け止めるから

心の居場所のことを 聞くよ

Pray

祈りを捧げたとき ようやく

何も無い手のひらの形がわかりました

少しだけずるく 生きてきましたから

 

いつか 誰かとこの

何も無さを 分かちあえるんだと

ゆっくり信ずる自分には

なんて可愛げがあるんだと

腑に落として空を見上げました

 

そんなの理解されないよ 誰にも

目を合わせられもしないその姿こそ

理解をさせられたと 安心を覚えます

張るほどの見栄もなければ

善い噂話の主人公になど

粒一つとてなれやしないのですから

 

祈りを捧げたとき ようやく

何も無い手のひらの形がわかりました

分かっていたつもりで 生きてきてはいたんですけど

 

いつか 誰かとこの

何も無さを分かちあえるんだと

信じてみるのも悪くはないなと

 

祈りを捧げたとき ようやく

何も無い手のひらの形がわかりました

少しだけずるく 生きてきましたから

いつか 誰かとこの

何も無さを分かちあえたら

ゆっくり信ずるあなたを見て

なんて可愛げがあるんだと

腑に落として 生きていこうと思いました