意識があるって ことはつまり
もう 生まれてきてしまった
どれだけ沈み込んでしまうかも
分からない 世界に
やめたくったって やめられない
そう 恐怖があるから
どれだけ走り続けてしまっても
答えはない そんな 世界だって
君がそういうことに気づいて
もう苦しいって 思う限り
俺はただ 歩こうと思っている
何かに追いつこうとはせずに ひたひたと
ただ歩こうと 思っていたい
いつかいわゆる、幸せを
それが本当は嘘だとしても
君が抱きしめる日が来たのなら
君はきっと走り出していく
ずっと 遠くまで
君がそれから止まることもなく
何処までも 息をする
それでもまだ 俺は歩いているだろう
何かに追いつこうともせずに ひたひたと
ただ勝手に歩き続けるから
忘れてしまえばいいさ
いつまでも 意味のない
俺なんて 忘れてしまえばいい
それでいいんだ 本当に ただ もしも
君がそういうことに気づいて
また苦しいって 時の為に
俺はただ 歩こうと思っている
来ないほうがいい そんな日の為に
追いつこうとはせずに
歩いていようと 思っているんだ