見つめなおすことさえ
上手くいかないほどに視界は
濁って 光はここに あるとして
見ることも叶わないのなら
強くはいられないけど ただ弱いとも思っていない
足音は止まって 刻んでいた
可愛いリズム 忘れてしまった
それでも 噛み砕いた 言葉を
吐き出す ようにばらまいて
そんな瞬間は ただ 君を探してる
諦め 踏み砕いた あの夢の
散らばる 欠片を見つめて
そんな瞬間に ただ 君を感じている
雪が地面を固めて
砕いて歩けもしなかったあの日
濁った 心はやっと 照らされた
反射して君の頬染めて
強くあろうとしても ただ弱まっていくばかりの
足音が止まった 瞬間に孵った
可愛いリズム 心臓の中から
それでも 噛み砕いた 言葉は
潰れた ように届かない
そんな瞬間が ただ 君をかたどって
これから なんてどうでもいい
散らばる 欠片を見つめる
そんな瞬間を ただ 求めて まっすぐ
拾うために心はあった
手を伸ばす いつか 笑って
それまでは ずっと皆 殻の中
それでも 噛み砕くよ 言葉を
誰かに 与えなくても
そんな瞬間に ただ 僕を感じて
それでも 噛み砕いた 言葉が
潰れた ように届かない
そんな瞬間は ただ 君を思い出す そして
諦め 踏み砕いた あの夢の
欠片を 時に振りまいて
足音は また 始まる
甘く 思い出すのは