cimon shoe nuts

作詞おきば

気のせい

切なさとか

悲しみとかを

言葉で表したいとか

別にしたいわけじゃない

一緒になんてなれなくてもいい

それは気持ち悪いから

 

前から言ってるだろ

知らないだろうな

お前らにはわからないよ

分かったふうに笑うなよ

 

喜びとか

気持ちよさだけで

生きていけたら なんて

別にそうは思わない

痛みのない 生き方なんて

それは気持ち悪いよ きっと

 

前から言ってるだろ

分かるわけないよな

お前らと俺は違うんだよ

俺とお前らも 違うんだよ

 

たったそれだけで

あの苦しみも そしてこの嬉しさも

一緒になんてなれなくても

同じように掌の中に出来る

それ以上必要かな

必要なんだろうね

 

 

切なさとか

悲しみとかを

言葉で表せなくとも

知られてしまったのなら

一緒になんてなろうとしなくとも

とっくに 一つだと思うよ

 

喜びとか

気持ちよさだけで

生きていけたら なんて

そう思うことに痛みがあるのなら

それはきっと素晴らしいことで

前を向いていけるよ そんな気が

そんな気がして

抜け出す為の

繭の中 いつまでも

優しい世界 まるで プラネタリウム

手を伸ばす べったりと

ただ赤い痕がそこには 残る

 

いつか 蹴破らなくてはなあ

そんなことを想像して

守られているだけでいい

それが恥ずかしくなっていた

 

シェルター 暖かな感情

嫌になってとかそんなこと

思わなくなってきている

景色を想像してみれば

 

シェルター 暖かな言葉で

嫌になったんだごめんね

もう一度 言うよ あんなこと

思わなくなってきたんだ 凄いだろ

 

冬の朝 いつまでも

思い出す キスと あの手のひら

手を伸ばす べったりと

ただ赤い痕を残してしまったから

 

 

シェルター 暖かな感情

嫌になってとかそんなこと

思われてもいいんだよ

景色は変わっていくから

 

シェルター 暖かな場所はもう

嫌になったんだごめんね

もう一度 言うよ 言わせてよ

繭はもういらないから

 

シェルター 暖かな感情

嫌になってとかそんなこと

思わなくなってきている

ただ赤い痕がそこには残って

僕の顔みたいに歪んで 笑ってるよ

忘れたいよ

本当

何言ってるか自分もよく

分からなかったりもする

決めつけるなよ 人間誰でも

表裏 重なっていたりするから

 

本当にどうでもいい

真剣に そうだと感じてる

 

上を向いたまま下を見る

俯いているのに空がある

俺はそんなふうに 思うんだ

全てに良いも 悪いもないから

 

言い訳なんだろうなって

分かっていたりもする

決めつけるなよ 人間誰でも

表裏 重なっていたりするから

 

だからなんだって言うのか

俺もよく分かってないんだ

誰か答えを見せてくれ

無いなんてそんなこと 言わないで

 

上を向いていたら転んで

俯いていたら 頭を打つ

俺はそんなふうに 生きていて

全てはうまく行かない気がする

 

 

だからなんだって言うのか

俺はこうするしか ないんだ

誰も踏み込まないでくれ

嘘だなんてそんなこと 言わないで

Please cue me

ありがとうもう大丈夫

知らないことはまだまだあるから

でも絶対に教えないで

封に指先が触れるとき just please, cue me

 

落とした 物に未練なんて

そんなことを 思いたくなる

揺られてる 心はいつだって

sensed, I want it まだまだ 足らないから

 

ありがとうもう大丈夫

知らないことはまだまだあるから

そんな顔はもうしないで

夢にくちびるが触れるとき just please, cue me

 

こねくり回してるよ 気持ち

ただ感じたいだけ 永遠

もういいかな ほら 手を 出して

"just please, cue me" sensed, I want it

 

 

ありがとうもう大丈夫

知らないことなんて怖くないから

そんな顔はもうしないで

封を指先が解き放つ

 

ありがとうもう大丈夫

知らないことなんて怖くないから

そう絶対に教えないで

夢をくちびるが濡らすとき just please, cue me

 

sensed, I want it

cimon shoe nuts

見つめなおすことさえ

上手くいかないほどに視界は

濁って 光はここに あるとして

見ることも叶わないのなら

 

強くはいられないけど ただ弱いとも思っていない

足音は止まって 刻んでいた

可愛いリズム 忘れてしまった

 

それでも 噛み砕いた 言葉を

吐き出す ようにばらまいて

そんな瞬間は ただ 君を探してる

 

諦め 踏み砕いた あの夢の

散らばる 欠片を見つめて

そんな瞬間に ただ 君を感じている

 

雪が地面を固めて

砕いて歩けもしなかったあの日

濁った 心はやっと 照らされた

反射して君の頬染めて

 

強くあろうとしても ただ弱まっていくばかりの

足音が止まった 瞬間に孵った

可愛いリズム 心臓の中から

 

それでも 噛み砕いた 言葉は

潰れた ように届かない

そんな瞬間が ただ 君をかたどって

 

これから なんてどうでもいい

散らばる 欠片を見つめる

そんな瞬間を ただ 求めて まっすぐ

 

拾うために心はあった

手を伸ばす いつか 笑って

それまでは ずっと皆 殻の中

 

それでも 噛み砕くよ 言葉を

誰かに 与えなくても

そんな瞬間に ただ 僕を感じて

 

それでも 噛み砕いた 言葉が

潰れた ように届かない

そんな瞬間は ただ 君を思い出す そして

 

諦め 踏み砕いた あの夢の

欠片を 時に振りまいて

足音は また 始まる

甘く 思い出すのは

描けない理由

あのくだらない意地にも理由が

まとわりついているとばかり

そしてそれは計り知れないほど

崇高なものだとばかり

思っていた

思っていたんだ

 

少しずつ 欠けていく

振り向く こともない

少しだけ 気づいてる

少しずつ俺が俺じゃなくなっていること

 

このくだらない生き方の理由を

手探りほどいていくために

そしてそれには意味もないことに

ただ蝕まれた心は

気づいていた

気づいてしまったんだ

 

普通じゃいられないのなら

そもそも普通をしらないのなら

それでも自分を 信じたい

信じたかった でも それだけで

 

普通に生きていけていたのに

もう信じたいとも思えないなら

こんな 歌に乗っかる ものも

吹けば飛ぶような言葉でしか なくなる

 

 

 

誰かに聞いてもらいたくもない

それは言い訳だったなんて

それすらも良く分からない

聞いてよ いや聞かないでもいいよ

 

それが描けない理由さ

誰かの記憶のなかだけの存在に なりたい

 

普通じゃもうとっくにないとして

どこかで普通だとも思ってる

そんな自分を 殺したい

消え去りたかった けど そんなこと

 

普通に生きていけていたのに

もう信じたいものも無くなった

そんな 歌に乗っかる 言葉

吹かれていたずらに舞っている

 

 

 

誰かに聞いてもらいたくもない

そんなことを本気で思うよ

それすらも嘘なんじゃないかって

聞いてよ 問いただしてよ

 

 

これは欠けない理由さ

誰もこの記憶を知る ことは無い

滲むことのない

少しずつ薄れていく

そうだとばかり思ってた

その実ぽっかりと

頭の中には崖がある

 

少しずつ求めていく

それだけで確かに自分は

生きてるような気がしてる

そもそも生きるってなんだ

 

別に 死んでるわけじゃない

それでも生きてる気はしない

欲しいものがないように

捨てたくないものも特にない

 

それでも死んでるわけじゃない

だからか生きてる気もしない

じっと見つめてみた無表情は

"そのままでどうぞご自由に"

そんなふうに物語って いたような

 

少しずつ薄れていく

そうだとばかり思っていた

ただ悲しみは風になって

頭の中をしめつけている

 

少しずつ求めていく

それだけで確かに自分が

なにかに近づいていくこと

そもそも死ぬってなんなんだ

 

俺は 死んでるわけじゃない

それでも生きようとはしてない

欲しいものはなくなって

捨てたいものばかりで

 

それでも捨てたいものじゃない

ただひとつ そんなものもある

じっと見つめてみた無表情は

"今更遅いよそんなの"って

そんなふうに物語って いたような

 

死にたいから生きてる

生きたいのに死んでる

そんなものばかり溢れてるから

 

 

だから 死んでるわけじゃない

生きることにすがりたくもない

欲しいものは分からないだけ

滲むことのない確かなもの

 

そんな 死ぬこともないような

だけど 生きてもいないような

振り切らない 定められない 裁かれない

たった それだけでいいんだ

簡単だな

気づけないの?簡単だよ