cimon shoe nuts

作詞おきば

1993

本当はすぐそばで 近くで

触れ合うものがきっとよく分かっているのに

ふとどこか 遠い場所で

想っている声に安らいだりして

 

君が教えてくれた物語の

続きはもう知りたくもない

からくりはどこにも無い

そんな言葉だけしか紡げない

 

そのままでいい だとか

ありのままで とか

都合よく受け止められるだけの言葉に

どれだけ救われて

どれだけ堕とされて

まばたきが随分長くなって

 

勝手に世界は回るよ

知ってたよ ついていかなくちゃなんて

思ってた時もあったんだ

 

遥か向こう岸は今

誰も待ってなんかないって

いつか教えてくれたことを

思い出させてくれようともしなくて

 

27歳で死ねばなにか分かるわけもない

まばたきをしながら 生きてかなくちゃいけない

そのままじゃ駄目なんだ

ありのままじゃ勿論

どうしたら良いか決めるのは世界なんだ

どれだけ救われて

どれだけ堕とされても

まばたきをしながら 生きてかなくちゃいけないんだ