本当はすぐそばで 近くで
触れ合うものがきっとよく分かっているのに
ふとどこか 遠い場所で
想っている声に安らいだりして
君が教えてくれた物語の
続きはもう知りたくもない
からくりはどこにも無い
そんな言葉だけしか紡げない
そのままでいい だとか
ありのままで とか
都合よく受け止められるだけの言葉に
どれだけ救われて
どれだけ堕とされて
まばたきが随分長くなって
勝手に世界は回るよ
知ってたよ ついていかなくちゃなんて
思ってた時もあったんだ
遥か向こう岸は今
誰も待ってなんかないって
いつか教えてくれたことを
思い出させてくれようともしなくて
27歳で死ねばなにか分かるわけもない
まばたきをしながら 生きてかなくちゃいけない
そのままじゃ駄目なんだ
ありのままじゃ勿論
どうしたら良いか決めるのは世界なんだ
どれだけ救われて
どれだけ堕とされても
まばたきをしながら 生きてかなくちゃいけないんだ