むかし 恋をしたりして
思い返すと 輝いていたなって
浸ってしまえば
今 どれだけ這いつくばっていても
愛されているような 気がしたりもするんだ
そんなことあるわけがなくて
ホコリがすこし溜まっている
棚の奥のことよりも
どうでもいい存在なのにね
それでも確かにその時は
好きだったし 好かれていたんだよ
愛がどうだの なんてさぁ
思いつめてみたりもしてたんだよ
くだらないよな
笑っちまうよ
くだらないよな そうだよな
むかし 外が こわくって
思い返すと 未だに怖くなるよ
照らされてしまえば
今 こんなふうになんて きっと
なってないよな なんて 気がしたりもするんだ
それでも確かにあの時は
怖かった ただ怖かった
自分がどうだの なんてさぁ
思い上がっているのは知ってんだ
くだらないよな
笑っちまうよ
くだらないよな そうだよな
そういや確かにあの時は
好きだけでも 突き進めたな
愛がどうだの なんかさぁ
知らなくたって 今思えば一番の
気持ちだったな 俺の
くだらないよな そうだよな