なんてことのない その日は
いつも通りに息をしていて
歴史なんて知らない顔をして
街はいつも通りに揺れている
幼い記憶を辿って
初めてがいくつも あったっけ
歴史なんて大したこともない
僕はいつも通りに家を出て
2時間弱 落ちつかない 人の 海の中
なんか テープみたいな
巻き戻していくように
そんな ゲームみたいな
世界だったら良かったかも
しれないな
でも遊んでるみたいに
真剣さに少しの冗談
リセットしようなんて 思わなかったんだ
時はきらきら流れていたから
でも遊んでるみたいに
過ごすなんて まるで嘘みたい
つき通して欲しいな 本当は嘘だとしたら
君はきらきらしていた それだけが
世界の正しさを 僕に 信じさせてくれた
なんてことのないその日は
いつも通りに息をしていても
歴史のせいにしたいくらいにさ
とてつもない速さで目が回る
幼い記憶がなかったら
ただ怠惰に過ごす 時間に
僕はきっと潰れてしまうんだ
たとえ掠れていく運命でも
2時間弱 ただそれだけの 時間 星の海
歴史がどこかに残るなら
いつか見渡せる日が来るのなら
間違ってなかったって
伝えてあげたいよ 僕に 或いは君に
そう遊んでるみたいに
真剣さに少しの冗談
貫いていて欲しいな 本当に 宝物だった
時はきらきら流れていたから
そう遊んでるみたいに
たまにはこういうのもいいな
なんてことのない日でも 本当は 大切で
時はきらきらしている
真っ暗に感じることもあるけれど
ただ きらきらと流れて いるから