cimon shoe nuts

作詞おきば

しまっておきたい

机に向かって

僅かな熱と時間を

1回 2回 3回と

頭が数える時間に

意味は大して無いと思ってた

 

憧れていた

あの人が妄信するうたを

1回 2回 3回と

指先で示し読み上げて

そして下についてきた

意味もよくわからない長文に

 

くらくらしちまった

誰かに語られるためのものじゃない

なんとなく世界は振れていた

汚れっちまった悲しみに

 

机に向かって

優も劣も 無いとして

いつかは消えてなくなる それは

宇宙のどこかに心が積まれる

ただ そんな瞬間

 

感じる

セイツウなんてどうでもいい

その歴史を知らなきゃなんて

正しく生きてきたかなんて

 

感じる

細くなる目から矢のように

描かれるひとすじは 願いで

 

触れてみたいと思うことと

あの真っ白な心を

教科書が汚していくような時間は 一緒

 


感じる ままに

視線を走らせて吐き出した

そんな時間だけで 生きていること

気づいたとしてもただ

しまっておきたい

meltclear

忘れられない記憶に

心が爪痕を 残すとき

僕たちは 静かになぞった

あの朝が迎えに来るまで

 

ただ目を伏せていただけ

輪になって 過ごしたあの日々に

僕たちは 静かになぞった

変わることのない その瞳の奥

 

汚れたこの手を 確かめて

他の誰でもなく 君だけの

理由が首を絞めているのなら

いっそ 透けるほどになるまで

 

汚れたこの手を 確かめて

他の誰でもなく 僕だけの

理由を君が見せてくれるなら

いっそ 溶けるほどになるまで

いっそ 溶けるほどになるまで

 

誰のことかも

わからなくなるまで

君が突きつけられる瞬間に

ただそっと 口づけをする

いっそ 透けるほどになるまで

いっそ 溶けるほどになるまで

 

 

汚れたあの手に 触れていた

他の誰でもなく 君だけの

理由を首に突きつけるのなら

いっそ 透けるほどになるまで

 

汚れたあの手に 手を伸ばす

他の誰でもなく 僕だけは

理由はどこにもないなんてこと

きっと 知っていた こんなこと

 

汚れたこの手を 確かめて

他の誰でもなく 僕だけの

理由を君が見せてくれるなら

いっそ 透けるほどになるまで

いっそ 溶けるほどになるまで

きっと 知っていた そんなこと

振り向いて

こんなことばっかだね

想像さえもして いなかった

未来はくるくると 脳みそに

いつでも あるとそう 思ってた

 

そんなこともないんだね

表情なんて 見たくないよ

未来はくるくると 閉じこもる

だけど僕たちは あの街に 振り向いて

 

そう 下らない時間が過ぎ

夕焼けは寂しさ なんて

よく分かっていなかったけど

今君は 重なるよ

 

思い出すのは

笑顔と星が取り巻くすべて

君が輝いていた

スタートライン 位置について

 

狭い記憶でさえも君はただ

ヒーローみたいに 笑っている

僕たちは朝を迎えて

ゴールがどこにあるか探してる

 

思い出すのは

笑顔と星が取り巻くすべて

君が輝いていた

スタートライン 煙のなかで

 

狭い記憶でさえも君はただ

ヒーローみたいに笑っている

僕たちは朝を迎えて

きっと 少しだけ 背が伸びる

 

■■■■

 

RIP

記憶にいるあなたはただただ、カッコいい男の子でした。

MS

嘘だろうとか
なんで俺がとか
そんなくだらないことは
あまり胸を満たさなかった


少しだけ
本当に少しだけ
そんな心を
認めることが出来た


me, and she
繰り返すよ
柔らかなこの気持ちも
じっとりとした痛みも

 

me, and she
繰り返してる
君は痛みでもなく
喜びでもなく
俺をただ愛していた


痺れみたいに
心からどかないんだ
気持ちいいなぁ
たまに じれったくなっても
なんとなく そう思うよ


嘘だよ とか
俺は汚いとか
それももうくだらねえな
運命のために日々が揺れる


少しだけ
本当に少しだけ
こんな体で
良かったって感じて


me, and she
繰り返すよ
柔らかな日々だけじゃ
じっとりとそう 遠のく

 

me and she
hope, step with you
君は痛みでもなく
喜びでもなく
俺をただ歩ませる


痺れみたいに
君は離れないよう
気持ちいいなぁ
たまに じれったくなっても
そう思ってる なんとなく
そう思うんだ

 

me, and she
繰り返そう


me, and she
わからなくても
言葉なんてどうだって
君は僕と こうやって

 

me, and she
hope, step with you

 

me, and she
me, and she it's true

 

■■■■

 

まだ診断は確定していませんが

多発性硬化症(MS)という難病の可能性が高い状態で

検査入院しています

命に別状はないものの完治はほぼ見込めず

症状がある程度良くなったとしても、一生再発を検査しながら過ごす病気です

 

 

 

bloom, wither, bloom

なんだかもういいやなんて
ふと思うことだって
あるだろう そのうねる 指先で
教えて欲しい それと 教えてあげたい
冗談みたいにじゃれる 昼下がり


誰かが 枯れ果て その声で
歴史は残らないと知っていて
僕は その声を 刻み込む
自分が生きていく為に
君は生きたんだって 思いたい


こんなことばかり続けたら
記憶がその身を殺そうと
少しずつ 忘れていくんだ
空っぽに なってしまえば


なんだかもういいやなんて
ふと思うことだって
あるだろう そのうねる指先で
教えて欲しい それと教えてあげたい
冗談みたいにじゃれる 昼下がり

 

なんだかそれがすべてだって
ふと感じてしまったら
言うだろう そのうねる唇は
教えて欲しい それに確かめてみたい
冗談みたいだったあの 昼下がりを


こんなことばかり続けたら
記憶は空っぽになっても
少しずつ 満たされていく
つながりに 満たされていく

 


なんだかもういいやなんて
ふと思うことも
あるのかな そのうねる指先に
教えて欲しい それと教えてあげたい
冗談なんかじゃなくて 僕のこと

 

なんだかそれが全てだって
もう信じてしまっても
いいよね そのうねる唇に
教えてあげよう これからのことだけを
冗談なんかじゃなくて 永遠を
捧げてみたいんだよ 枯れ果てるように

その一歩に

いつかは正しい存在に

なれると思いながら

まだ そうではないから

あの笑顔も伏せた瞳も

俺のものではなかった

 

昨日のことみたいだ

一瞬だけ 本物だったときが

腐りきってもそう思わせるほど

輝いていたんだな

 

拍手を送ろう

思い出なんて名前を

つけずに受け止めた あの一歩が

光を超えて繋げるんだ

この今の俺の その一歩に

 

いつかは正しい存在に

打ち負かされるよって

まだ 出会ってはいないから

その笑顔に熱い情熱を

宿すそんな存在には

 

明日のことみたいだ

一瞬だけ本物になる日は

振り切ってもただ忘れないよう

輝いてみせるよ

 

拍手を送るよ

思い出に負けそうだった

知らずに受けとめて しまっていた

光はどこにあるのかって

この今の俺の その一歩に

 

掌が灼けつくぐらいに

心を 焦がして 辿り着いた

ようやく俺はただ 俺に

なれるみたいだ その一歩で

 

 

拍手を送ろう

思い出なんて名前を

つけさせはしない この一歩は

まぶたに宿る 記憶たちが

この今の俺の 全てに

拍手を送ってる

思い出なんて名前を

つけずに進んでく道のりに

光は横たわりそして

この今の俺を 明日に 繋いでく

cinema repeat painless

どんな物語だって

敵いはしないのさ

フィルムの中で流れる

涙は僕のものじゃない

 

どんな悲しみだって

触れられないと知って

記憶の中で流れる

涙は誰のためだろう

 

一番になりたくてなんて

思った覚えは ないけど

一番になって しまったら

応えてあげられないとしたら

 

ただずっと 想っているよ

エンドロールもとっくに

終わって続きはないとして

 

ただずっと 想っているよ

幸せの意味に きっと

いつか触れられるように

 

ころころと輝く瞳が

感情のままに青く流した

それは嘘じゃないってことは

まるで刺されたみたいだけど

painless

 

一番素敵だったなんて

僕だって 想ってる

一番最悪だなんて

僕だって 分かってる

 

 

ただずっと 想っているよ

ばれないように触れないように

終わったことを理解して

 

ただずっと 想っているよ

幸せの意味に きっと

いつか触れられるように

その時思い出さないように

大丈夫だと言えるように