夢は見るものじゃなく掴むもの
そんな簡単に 言うけれど
見れやしないものを掴むなんて
そんな簡単な ことじゃない
秋が来て 決まって憂鬱で
こんな人生で いいのかよ
冬に思い出なんてなにもない
捨て去ってしまいたい
ものばかり
少しだけ目を瞑ったなら
そしてわずかに開くその時は
少しだけ未来に自分がいる
それだけ たったそれだけで
夢は見るものじゃなく掴むもの
そんな簡単に 言うけれど
もしも生きることが夢ならば
こんな簡単な こともない
その有り様に掌かざして
触れるか触れないかくらいの
些細な動きが 全てを
かき消していく そんな 瞬間を
手にしたくて
全て消えてなくなった瞬間に
ようやく残るものがきっと
ただ僕だけがみる夢
少しだけ目を瞑ったなら
そしてわずかに開くその前に
少しだけ誓いを立てておこう
それだけ たったそれだけで
その有り様が僕を乱して
触れるか触れないかくらいの
些細な動きに 感じてる
かき消せはしない そんな 思いを
手に入れたら
全て消えてなくなっても
ようやく残せるものがきっと
ただ僕のための夢
その有り様に掌かざして
触れるか触れないかくらいの
些細な動きで 全てを
現してみたい そんな 瞬間が
きっと やってくる
ずっと 待っている