浜辺に立った君が
つまらなさそうに砂をすくう
海は冷たくて死ねそうだね なんて
やっと微笑む
僕はしゃがみこんで
つまらなさそうな君を見てる
心が渇いたそんなときには なんて
やっと微笑む
このままで良いとは思わない
だけど変わろうとも思わない
静かに時は波打つ
津波のように夢は覚める
「恥ずかしいから 服を着て
朝の光が照らす前に」
美しいから 君の目は
閉じないでいて ほしい
人混みの中で君は
踊るように 僕を誘う
みんな冷たくて死んでるみたい
だって私と同じだと
僕はしゃがみこんで
いつの間にかしてきた全てを
理解したそんなときに なんて
ありえないのに
このままで良いとは思えない
だけど変わろうとも思えない
静かに人は消えていく
夜の闇が僕らを 包む
「恥ずかしいから 服を着て
朝の光が照らす前に」
美しいから 君の目は
閉じないでいて ほしい
恥ずかしいから 忘れてほしい
朝の光が照らす前に
美しいから 君の心は
閉じないでいて ほしい
閉じないでいて ほしい