cimon shoe nuts

作詞おきば

Animation

いつか 崩れてしまう前に

手を差し伸べられるような

そんな キャラクターにでも

なりたかったよ

 

現実は冷たくて

暑苦しいのが嫌な僕に

似合っているような 気もする

 

きらきらした主題歌みたいに

彩られながら歩み始める

誰かが羨望の眼差しで

画面越しにただ 見つめている

 

きらきらした瞳の奥に

彩りを与えられるような

そんなものにはなれなかった

ただ狭く 暗い部屋の中で

無限に暇を 噛み続けている

 

ちょっとだけ

生きにくいかな

そんなところ 選んだ覚えもないのに

 

いつか崩れてしまう前に

手がすっと伸びてくるんだ

そんな 夢物語の

なかにいるんだよ

 

ちょっとだけ

生きにくいかな

そんな心 捧げたくもないのに

 

 

きらきらした主題歌みたいに

彩られながら始まり告げる

誰かが憎しみをぶつけて

画面はそれでもただ眩しくて

 

きらきらした瞳の奥に

彩りを与えられるような

そんなものにはなれなかった

ただ狭く 暗い部屋の中で

無限に暇を 噛み続けている

 

いつ終わるのかな

叶えるよりも

夢は見るものじゃなく掴むもの

そんな簡単に 言うけれど

見れやしないものを掴むなんて

そんな簡単な ことじゃない

 

秋が来て 決まって憂鬱で

こんな人生で いいのかよ

冬に思い出なんてなにもない

捨て去ってしまいたい

ものばかり

 

少しだけ目を瞑ったなら

そしてわずかに開くその時は

少しだけ未来に自分がいる

それだけ たったそれだけで

 

夢は見るものじゃなく掴むもの

そんな簡単に 言うけれど

もしも生きることが夢ならば

こんな簡単な こともない

 

その有り様に掌かざして

触れるか触れないかくらいの

些細な動きが 全てを

かき消していく そんな 瞬間を

 

手にしたくて

全て消えてなくなった瞬間に

ようやく残るものがきっと

ただ僕だけがみる夢

 

少しだけ目を瞑ったなら

そしてわずかに開くその前に

少しだけ誓いを立てておこう

それだけ たったそれだけで

 

 

その有り様が僕を乱して

触れるか触れないかくらいの

些細な動きに 感じてる

かき消せはしない そんな 思いを

 

手に入れたら

全て消えてなくなっても

ようやく残せるものがきっと

ただ僕のための夢

 

その有り様に掌かざして

触れるか触れないかくらいの

些細な動きで 全てを

現してみたい そんな 瞬間が

きっと やってくる

ずっと 待っている

おとぎ話

1日がもう少し欲しいよ

いつも明日はこわくなって

多分 日常に飽きてきてるから

 

時計が11時半くらいで

ずうっと 進まなくなったら

君がシンデレラであっても

どこまででも 手を伸ばせるな

 

ガラスの靴 白いドレス

程遠い そんなことも思う

僕はシャツとジーパンで

程遠い 王子様を目指してみる

 

君がもしも 何かを落としたとして

それが何故か 僕にしか拾えないとして

本当に 手を伸ばせるだろうか

12時が来てしまって

いつの間にか君はいなくて

何を落としたのかも分からないまま

すべて消えてしまった おとぎ話

 

1日がもう少し欲しいよ

いつも昨日を悔やむだけ

多分 日常が愛しいからだけど

 

起きたら11時半くらいで

早く起きれたなあ なんて

君はまだ眠り続けてる

邪魔しないよう 布団をかけて

 

ガラスの瞳 白い手首

近すぎて 汚したくもなる

僕は心にもなく

ここを出て 王子様を辞めようと思った

 

いつか轢かれた子猫に

次は楽しいよ そんなことを

呟いていた 白いワンピース

 

 

君がもしも 何かを落としたとして

それが何故か 僕にしか拾えないとして

本当に 届けられるようなら

12時が来てしまっても

いつの間にか走り出していた

何を落としたのか 確かめてみたい

そんな時が来るなら おとぎ話

Impurity

自分の中にある

足跡 いつでも触れられるもの

そこからあふれ出てくる

五感は僕を守っている

 

気づいたら周りには

知る人 なんてもう数えるほどで

いつかとは 知っていた気もする けど

五感は 鋼鉄のようだ

 

突き刺して

そうして

留まろうとするもの ばかりで

 

知らないんだ

それ以外

余計に閉ざしてしまうよ

 

知らないからこそ

触れようとせずとも

知ろうとする 引力が

傷つくことさえ忘れて

 

その時 ようやく覚える

手の広げ方 ようは 愛し方

委ねる そして 引っ張っていく

良かった 明日がやってくる

 

幾度も歩き方を

忘れては 思い出そうとしては伏せって

そのたびあふれ出てくる

涙は僕を守っている

 

気づいたら周りには

もう何も 見えない そんな気すらして

いつかとは 知っていた気もする けど

涙は 止められはしないんだ

 

突き刺して

そうして

留まろうとして 駄目だって思って

 

知らなかった

ことだけを

余計に 求めてしまうよ

 

知らないからこそ

触れようもないことでも

知ろうとする 引力が

傷つくことすら 乗り越えて

 

その時 ようやく感じる

手の暖かさ 触れて すらいなくとも

委ねる そして 引っ張られもする

錯覚 なんかじゃないんだ

 

嘲るような 笑い方でも

僕へ向く ベクトル 欲しかったもの

受け入れることもまた引力

良かった 明日がやってくる

 

 

知らないからこそ

触れようとせずとも

知ろうとする引力は

誤りばかりでも 乗り越えて

 

知らないからこそ

触れようもないことでも

知ろうとする引力が

傷つくことすら 乗り越えて

 

その時 ようやく覚える

手の広げ方 ようは 愛し方

委ねて そして引っ張っていく

良かった 明日はやってくる

Suicide

光を むき出しにして

下品に 涎を垂らして

丸裸のまま 知り合って

なんとなく愛し合ったりもする

 

真実 それはいらなくて

下品に 舐めとった 絆

丸裸になり 欲望に

従ってみてから 迎える

 

生まれ変わる瞬間を

感じることは出来ない だけど

あんなにも求めていた 消え去り方が

向こう側から やってくる

 

知らない世界で 愛はなくて

一刻 一刻は連なりかけ

嘲笑うように 弾けて

散らばっていく様が全てで

そのまま 飲みこむよ

一瞬と永遠は共にある から

 

知らない世界で 愛はなくて

丸裸のまま 知り合って

嘲笑うように 弾けて

一瞬と永遠が 共にある なら 手を つないで見せて

 

 

知らない世界で 愛がなんで

一刻 一刻をただ数えて

嘲笑うように 笑って

そのままじゃ飲み込めないんだから

 

知らない世界で 愛は何で

一刻 一刻に意味をつけて

嘲笑うように 弾けて

散らばっていくから受け止めて

 

君の世界で 映っている

一刻 一刻に意味もなくて

そんな世界で 積み上げた

今までなんてどうでもよくなって

一瞬と永遠が 共にある なら その手で教えて

たった一つの

自分にとって

どうでもいいものばっかり

溢れてるよな わかるよ

そんな俺の気持ちだって

 

お前にとっては

どうでもいいものだよな

憧れるよ 必要ないんだ

自分以外は そうだろう

 

知っているかい

その痛みと同じ ものなんて

どこにもないんだ お前だけの

大切な友達なんだよ

 

気安く背中を叩いて

もっと もっとなんて下を指差し

その目に映す 俺は俺じゃないんだ

そんな汚い声には

耳を塞いでもいいから

少し手を伸ばしてよ 自分へと

 

暖かな日々だけが

遠のいていくばかりで

溢れ出すよな 寂しさも

そんなお前の気持ちだって

 

俺にとっては

どうでも良かったりもする

真実から目を逸らしたくなる

 

知っているかい

その痛みを失くす 唯一の

手段があるんだ お前だけに

伝えてみたいと思うよ

 

 

気安く背中を叩いて

もっと もっとなんて手を伸ばして

この目が映す お前はただお前なんだ

そんな綺麗事だって

耳に優しく響いて

少し手を伸ばしてるよ お前だけに

 

気安く背中を叩いて

もっと もっとなんて笑ってみたいよ

こんな汚い声でも

耳を塞いでもいいから

少し手を伸ばしてるよ お前だけに

trip into

わがままを 言ってみたくて

どこか 赤らむようなかんじで

そう 似合わないよなあって

分かっているよ そんなこと

 

わがままに なってみたんだ

どこか 白けるような瞳を

そう 感じたりもするよ

それでもずっと 肩は軽いんだ

 

羽根なんてどうでもよくて

踏み出す一歩は雲の上

忘れられるけど忘れない

そんな日々 胸に透き通って

 

今 誰よりも自由で

誰よりも豊かで

誰よりも信じている から

そんな日々 胸に抱きしめて

 

少しだけ歩いて みよう

どんな景色が あるのかな

 

わがままを言ってみたくて

どこか 怖いような気もしてた

もう 言ってしまったのにね

分かっていたよ こんなこと

 

今 誰よりも自由で

誰よりも豊かで

誰よりも信じている のに

進むのは 少し疲れる

 

青ざめたような僕が

黒く ただ痛みを目の前にして

求めるばかりが術だった

そんな日々 確かにあったっけ

 

 

今 誰よりも自由で

誰よりも豊かで

誰よりも自分でいる

そんな気が ただ してるから

 

もし 誰よりも自由な

声が聞こえてきたなら

誰よりも自分でいる

そんな声だよ きっと そうだよ

 

少しだけ歩いて みよう

その中へ 虹を渡って