cimon shoe nuts

作詞おきば

走馬灯

淀んでいた日々のなか

突然 君は笑いながら 話した

強がりだってすぐに分かって

俺も強がろうとしたよ

 

それを口にしたとき

気づいたら 泣いていた

笑っていた理由が分かった

どうしようもなく正しかったよ

そう思うよ

 

嘘だって思いたくて

楽しい時間を 過ごしていた

すぐに時は訪れて

自分の番なんて忘れて

 

優しさだけが溢れていた

少しだけ湿った 頬を

忘れないよなんて 思って

ただ君が泣くのを見ていた

 

淀みなく進む時間

残酷なんて思って 俯いて

強がりなんて意味もなくて

俺も泣いてしまったよ

 

文通から始まったの

怖くなるほど時は過ぎていた

でもね

旅立ちだとも思うんだよ

ただ はるか遠いだけでさ そこは

 

 

嘘なんかじゃないんだよ

言い聞かせるように 結んでいた

口を突くものもなくて

自分の番を想って

 

優しさだけが溢れていた

少しだけ明るい時間に

さようなら なんて言えなくて

ただ君が泣くのを見ていた

 

ただ君が泣くのを見ていた