なんだかもういいやなんて
ふと思うことだって
あるだろう そのうねる 指先で
教えて欲しい それと 教えてあげたい
冗談みたいにじゃれる 昼下がり
誰かが 枯れ果て その声で
歴史は残らないと知っていて
僕は その声を 刻み込む
自分が生きていく為に
君は生きたんだって 思いたい
こんなことばかり続けたら
記憶がその身を殺そうと
少しずつ 忘れていくんだ
空っぽに なってしまえば
なんだかもういいやなんて
ふと思うことだって
あるだろう そのうねる指先で
教えて欲しい それと教えてあげたい
冗談みたいにじゃれる 昼下がり
なんだかそれがすべてだって
ふと感じてしまったら
言うだろう そのうねる唇は
教えて欲しい それに確かめてみたい
冗談みたいだったあの 昼下がりを
こんなことばかり続けたら
記憶は空っぽになっても
少しずつ 満たされていく
つながりに 満たされていく
なんだかもういいやなんて
ふと思うことも
あるのかな そのうねる指先に
教えて欲しい それと教えてあげたい
冗談なんかじゃなくて 僕のこと
なんだかそれが全てだって
もう信じてしまっても
いいよね そのうねる唇に
教えてあげよう これからのことだけを
冗談なんかじゃなくて 永遠を
捧げてみたいんだよ 枯れ果てるように