いつかは正しい存在に
なれると思いながら
まだ そうではないから
あの笑顔も伏せた瞳も
俺のものではなかった
昨日のことみたいだ
一瞬だけ 本物だったときが
腐りきってもそう思わせるほど
輝いていたんだな
拍手を送ろう
思い出なんて名前を
つけずに受け止めた あの一歩が
光を超えて繋げるんだ
この今の俺の その一歩に
いつかは正しい存在に
打ち負かされるよって
まだ 出会ってはいないから
その笑顔に熱い情熱を
宿すそんな存在には
明日のことみたいだ
一瞬だけ本物になる日は
振り切ってもただ忘れないよう
輝いてみせるよ
拍手を送るよ
思い出に負けそうだった
知らずに受けとめて しまっていた
光はどこにあるのかって
この今の俺の その一歩に
掌が灼けつくぐらいに
心を 焦がして 辿り着いた
ようやく俺はただ 俺に
なれるみたいだ その一歩で
拍手を送ろう
思い出なんて名前を
つけさせはしない この一歩は
まぶたに宿る 記憶たちが
この今の俺の 全てに
拍手を送ってる
思い出なんて名前を
つけずに進んでく道のりに
光は横たわりそして
この今の俺を 明日に 繋いでく