cimon shoe nuts

作詞おきば

日常

大して変わらないもんだね
まだ何も知らなかった頃
このぐらいにはこうなってるって
思ったこと あったっけ


きっとなかったんだ
なるようにしかならない
そう思ってしまっていたんだ
ガキだった癖に


だからやりたいことも進まなくて
見えてほしいものも見えなくて
手にしたいものはないなんて
そんな 分かりやすい 嘘をついた


大して変わらないもんだね
まだ何も手に入れてないよ
そのぐらいしか分かってないって
赤ちゃんと 大差ねえ


だからやりたいことが遠ざかって
見たくもないものが目に映る
手にしたいものはないんじゃなくて
手には 入れられない ただそれだけ


なにも無かったんだ
なるようにすらならない
そう気付かされてしまっていた
ガキのままだ 畜生

 


だからやりたいことがあるとして
見えてほしいものがすぐそばで
そのとき俺に何ができる
そんな 分かりやすい こともない

 

だからやりたいことがあるとして
紡ぐ一歩はもう目の前で
手にしたいかどうかも分からない
そんな 分かりやすい 嘘をついた

Again

また来ちゃったよ
ただ ちょうど良かったかも
人生の意味とか考えてみる?
似合わねえって思うけど


このまま時が止まったら
飽きて飛び出したくなるのに
それでも同じ天井を見続ける
映画みたいだね
景色は何も動きやしないのに


また来ちゃったよ
ただ 悪くはないのかも
人生の意味とか考えてみる?
じゃあ どうしよっか


一人だけで良かったんだ
同じ土に還るとするなら
ただ一人だけ 病的なくらいに
焦がれさせてほしかったよ

一人だけになっちまった
同じ土を踏んでるのに
ただ一人だけ 病的なくらいに
仲間はずれなんだ そう俺はさ


また来ちゃったよ
ただ ちょうど良かったかも
人生の意味とか考えてみる?
足りることのない 脳みそで


一人だけが良かったんだ
同じ思いで満たされるならば
ただ一人だけ 病的なくらいに
焦がれさせてほしかったよ

一人だけが良かったんだ
あれこれ比べることもないから
ただ一人だけ 病的なくらいに
信じきっていたかった


このまま時を止めさせて
飽きるまで愛してみたい
それでも同じところが欲しくなる
映画みたいだね
表情も変わらないのに


もう来たくないよ 本当に

 


一人だけで良かったんだ
同じ土に還るとするなら
ただ一人だけ 病的なくらいに
焦がれさせてほしかったよ

一人だけが良かったんだ
君もきっとそうだろう
ただ一人とだけ 病的なくらいに
信じあっていたかったよな

悪夢に手を振りたい

それはまるで 目の覚める 予感

殺人鬼と夢の中 目があった瞬間のように

それはまるで 目を覚ます ための

儀式のようだった 追い詰められたがっていた

くだらねえ、人生だったって

 

手紙でも書こうか

誰に宛てるでもない 手紙でも

そういえばそんなようなものを

腐るほどしたためてきたなぁ

 

手紙でも書こうか

一通 忘れられないものがある

そういえばそんな想い込めた

ことなんて今まで なかったなぁ

 

小さな窓を求めて

少しだけ世界とはさようなら

いつか終わるとは知っていても

求めてしまうよ 夢の中へ

 

それはまるで 目の覚める 予感

殺人鬼と夢の中 目があった瞬間のように

それはまるで 目を覚ます ための

儀式のようだから 前を向いてしまったんだ

どこまでなら 逃げられるかなぁ

 

びっくりしたよなぁ

誰も 同じ目になんて合わない

そういえばそんなようなことを

教わってた覚えもあるけどな

 

小さな窓を求めて

少しだけ世界にご挨拶

いつか始めなきゃ いけないから

求めてしまうよ 君のことを

 

それはまるで 目の覚める 予感

殺人鬼は夢の中 踊り狂っていたんだ 実は

それはまるで 目を覚ます ための

儀式のようだった 振り切りたいようだった

くだらねえ、人生は嫌だって

 

 

それはまるで 目の覚める 予感

殺人鬼と夢の中 目があった瞬間のように

それはまるで 目を覚ます ための

儀式のようだった 追い詰められたがっていた

それでも言えるから君に おはようを

Animation

いつか 崩れてしまう前に

手を差し伸べられるような

そんな キャラクターにでも

なりたかったよ

 

現実は冷たくて

暑苦しいのが嫌な僕に

似合っているような 気もする

 

きらきらした主題歌みたいに

彩られながら歩み始める

誰かが羨望の眼差しで

画面越しにただ 見つめている

 

きらきらした瞳の奥に

彩りを与えられるような

そんなものにはなれなかった

ただ狭く 暗い部屋の中で

無限に暇を 噛み続けている

 

ちょっとだけ

生きにくいかな

そんなところ 選んだ覚えもないのに

 

いつか崩れてしまう前に

手がすっと伸びてくるんだ

そんな 夢物語の

なかにいるんだよ

 

ちょっとだけ

生きにくいかな

そんな心 捧げたくもないのに

 

 

きらきらした主題歌みたいに

彩られながら始まり告げる

誰かが憎しみをぶつけて

画面はそれでもただ眩しくて

 

きらきらした瞳の奥に

彩りを与えられるような

そんなものにはなれなかった

ただ狭く 暗い部屋の中で

無限に暇を 噛み続けている

 

いつ終わるのかな

叶えるよりも

夢は見るものじゃなく掴むもの

そんな簡単に 言うけれど

見れやしないものを掴むなんて

そんな簡単な ことじゃない

 

秋が来て 決まって憂鬱で

こんな人生で いいのかよ

冬に思い出なんてなにもない

捨て去ってしまいたい

ものばかり

 

少しだけ目を瞑ったなら

そしてわずかに開くその時は

少しだけ未来に自分がいる

それだけ たったそれだけで

 

夢は見るものじゃなく掴むもの

そんな簡単に 言うけれど

もしも生きることが夢ならば

こんな簡単な こともない

 

その有り様に掌かざして

触れるか触れないかくらいの

些細な動きが 全てを

かき消していく そんな 瞬間を

 

手にしたくて

全て消えてなくなった瞬間に

ようやく残るものがきっと

ただ僕だけがみる夢

 

少しだけ目を瞑ったなら

そしてわずかに開くその前に

少しだけ誓いを立てておこう

それだけ たったそれだけで

 

 

その有り様が僕を乱して

触れるか触れないかくらいの

些細な動きに 感じてる

かき消せはしない そんな 思いを

 

手に入れたら

全て消えてなくなっても

ようやく残せるものがきっと

ただ僕のための夢

 

その有り様に掌かざして

触れるか触れないかくらいの

些細な動きで 全てを

現してみたい そんな 瞬間が

きっと やってくる

ずっと 待っている

おとぎ話

1日がもう少し欲しいよ

いつも明日はこわくなって

多分 日常に飽きてきてるから

 

時計が11時半くらいで

ずうっと 進まなくなったら

君がシンデレラであっても

どこまででも 手を伸ばせるな

 

ガラスの靴 白いドレス

程遠い そんなことも思う

僕はシャツとジーパンで

程遠い 王子様を目指してみる

 

君がもしも 何かを落としたとして

それが何故か 僕にしか拾えないとして

本当に 手を伸ばせるだろうか

12時が来てしまって

いつの間にか君はいなくて

何を落としたのかも分からないまま

すべて消えてしまった おとぎ話

 

1日がもう少し欲しいよ

いつも昨日を悔やむだけ

多分 日常が愛しいからだけど

 

起きたら11時半くらいで

早く起きれたなあ なんて

君はまだ眠り続けてる

邪魔しないよう 布団をかけて

 

ガラスの瞳 白い手首

近すぎて 汚したくもなる

僕は心にもなく

ここを出て 王子様を辞めようと思った

 

いつか轢かれた子猫に

次は楽しいよ そんなことを

呟いていた 白いワンピース

 

 

君がもしも 何かを落としたとして

それが何故か 僕にしか拾えないとして

本当に 届けられるようなら

12時が来てしまっても

いつの間にか走り出していた

何を落としたのか 確かめてみたい

そんな時が来るなら おとぎ話

Impurity

自分の中にある

足跡 いつでも触れられるもの

そこからあふれ出てくる

五感は僕を守っている

 

気づいたら周りには

知る人 なんてもう数えるほどで

いつかとは 知っていた気もする けど

五感は 鋼鉄のようだ

 

突き刺して

そうして

留まろうとするもの ばかりで

 

知らないんだ

それ以外

余計に閉ざしてしまうよ

 

知らないからこそ

触れようとせずとも

知ろうとする 引力が

傷つくことさえ忘れて

 

その時 ようやく覚える

手の広げ方 ようは 愛し方

委ねる そして 引っ張っていく

良かった 明日がやってくる

 

幾度も歩き方を

忘れては 思い出そうとしては伏せって

そのたびあふれ出てくる

涙は僕を守っている

 

気づいたら周りには

もう何も 見えない そんな気すらして

いつかとは 知っていた気もする けど

涙は 止められはしないんだ

 

突き刺して

そうして

留まろうとして 駄目だって思って

 

知らなかった

ことだけを

余計に 求めてしまうよ

 

知らないからこそ

触れようもないことでも

知ろうとする 引力が

傷つくことすら 乗り越えて

 

その時 ようやく感じる

手の暖かさ 触れて すらいなくとも

委ねる そして 引っ張られもする

錯覚 なんかじゃないんだ

 

嘲るような 笑い方でも

僕へ向く ベクトル 欲しかったもの

受け入れることもまた引力

良かった 明日がやってくる

 

 

知らないからこそ

触れようとせずとも

知ろうとする引力は

誤りばかりでも 乗り越えて

 

知らないからこそ

触れようもないことでも

知ろうとする引力が

傷つくことすら 乗り越えて

 

その時 ようやく覚える

手の広げ方 ようは 愛し方

委ねて そして引っ張っていく

良かった 明日はやってくる