cimon shoe nuts

作詞おきば

Steve

その孤独に 寄り添うんだろ 決めたんだろ

冬に迷い込む甲虫 鳴り終わらない秋の油蝉 二度と春に戻れぬ蝶々の ように

或いはそれは ただ 美しいんだって 或いはそれが まだ 分からなくとも 本当にそんな 奇跡のような ものになれるなら いとわずとも 良い

その孤独に 寄り添うんだろ 決めたんだろ

今更を知る大学の 幼さを忘れない中学よ 最早成人式 小学校 嗚呼

或いはそれは ただ美しいんだって 或いはそれが まだ 分からなくとも いつかは君はすべてを知る "それまで"に触れてみたいと 思うよ

或いはそれは ただ美しいんだって 或いはそれに ただ 見惚れていて その孤独に寄り添うんだよ 決めたんだよ

或いはそれは ただ美しいんだって 或いはそれが まだ分からなくとも いつかは僕は全てを知る "それから"が楽しみだよ 本当さ 本当さ

mirror

時間はするすると流れる
だけど穏やかだ 君みたいに
針に触れてみる
止めたかったんだよ この時を


わからないだろ
いつか終わる青 その憂いは
新しい始まりを迎えて
赤く 赤くなっていくよ
その瞬間に
浸っていたかったな


時間はするすると流れる
だけど穏やかだ 知らなかった
君の言葉の奥に
手を伸ばしていく 触れるため


わからないだろ
いつか終わる青 君と僕
新しい始まりなんてなくて
赤く 赤く 消えていくよ
その瞬間を
忘れ去りたかったな

film 2

散らばる記憶と声に
情熱の形に手をかざすよ
意味なんて聞かないで
少しの間
このままでいさせて


足跡に突き刺さる
理由を紙に書き出して
祈るよ 未来を
そのままで どこへだって


いけるはずさ
いつか形は変わっていく
景色は色を失くしていく
その時 俺はどんな顔をしてるだろう


散らばる記憶と声に
情熱の形に差し伸べるよ
わけなんて無いんだよ
少しの間
さよならを言わせて


足跡に突き刺さる
理由は俺のものなんだ
瞑るよ 瞳を
そのままで 何もかもが


見えるはずさ
いつか理由を手に入れる
心も色を手に入れる
その時 俺はどんな顔をしてるだろう

いけるはずさ
いつか形を失くしても
景色が俺を遠ざけても
その時 俺はこんな顔をするだろう

記憶に嘘はつけないから

迷子

手を繋いで
くたばる誰かを見た
残酷だ 僕は呟いた
そうかしら 君は振り向いて

予感がした
カラスが鳴いていたんだ
残酷だ 僕は呟いた
そうかしら 君は振り向いて


飛び込む僕の全てが
撒き散らした泡の反射に
君はどこにも映っていなかった
目は覚めやしなかった

飛び込む君の中へと
撒き散らした泡の反射に
僕がどこかに映っているようにと
目を閉じることは 出来なかった


手を繋いで
くたばる誰かを見た
予感がした
カラスは電線に佇む


飛び込む君の中へと
撒き散らした泡の反射に
僕が映っていた瞬間があるなら
夢はきっと覚めるよ

飛び込む僕の全てが
撒き散らした泡の反射に
君がどこかに映っているようにと
夢は覚めることはなかったんだ
その瞬間だけは

青、君のこと

風よ 持ってきて
君を待つ理由 その真実を
僕は 抗えないよ
車輪のように 過ぎる日々


いつか、いつかなんて思ってた
君の全てを知る そんな日は
僕は、僕はなんて思ってた
笑顔の 目の前で


風よ 持ってきて
君を撃ち抜く そんな退屈を
僕は 抗えないよ
靴紐はほどけ 立ち尽くしたんだ
風よ 持ってきて
君のためにある その言葉を
僕は 抗えないよ
君に触れる ための衝動に


見えないほうがいいって
伏せようと しかし僕を見つめて
君は許した 僕に君の全てを

記憶を 辿り終えて


風よ 持ってきて
君を待った理由 その真実を
僕は 抗えないよ
車輪のように 過ぎた日々
風よ 持ってきて
君を撃ち抜く そんな退屈を
僕は 抗えないよ
忘れ去るために堕ちていく 体に

for cure

溶ける飴玉をみつめて
君がいなくなればいいのに
そうしたら同じように
溶けていけるかな 永遠に


小さな瞳に
赤らむ全てに
さよならが言えなくて


溶ける気持ちはどうしたって
君が踏み潰せばいいのに
そうやって僕らは
溶けてはいけなかった そうさ


小さな瞳に
赤らむ全てに
吐き出しては消えた 想い
想い

小さな瞳に
赤らむ全てに
さよならが言えなくて

Talk about nothing

どうしようもなく
この体の奥に広がる常識は
全てを受け入れてくれていた

そんな何もない場所で
昼間の怠惰に飛び込んでくるような
優しさ 憎しみ君の全て


言葉を当てはめるのは疲れた
輪郭を上手に 描けるなら 良いな
筆に触れる指先に疾走る
甘い痺れは君みたいだった だったんだ


俺は沢山生きたよ
やりたいことも大体 やれて
だから体が邪魔するんだ
繰り返したい生きる理由を

機械のような気がして
やりたいことも大分 なくなって
だから理解はして いるんだ
繰り返せない生きた理由を


夢から覚めて
俺が俺じゃなくたって
現実の真実を 突き付けるために
鏡を叩き割って血を流す
そしてまた夢へ


俺は沢山生きたよ
やりたいことも大体 やれて
だけど隣に君がいなくて
繰り返したいことは何だっけ

機械のような気がして
やりたいことは大分終わって
だけど理解は出来なかった
繰り返せた はずの君の夢 俺の夢