時間はするすると流れる
だけど穏やかだ 君みたいに
針に触れてみる
止めたかったんだよ この時を
わからないだろ
いつか終わる青 その憂いは
新しい始まりを迎えて
赤く 赤くなっていくよ
その瞬間に
浸っていたかったな
時間はするすると流れる
だけど穏やかだ 知らなかった
君の言葉の奥に
手を伸ばしていく 触れるため
わからないだろ
いつか終わる青 君と僕
新しい始まりなんてなくて
赤く 赤く 消えていくよ
その瞬間を
忘れ去りたかったな
散らばる記憶と声に
情熱の形に手をかざすよ
意味なんて聞かないで
少しの間
このままでいさせて
足跡に突き刺さる
理由を紙に書き出して
祈るよ 未来を
そのままで どこへだって
いけるはずさ
いつか形は変わっていく
景色は色を失くしていく
その時 俺はどんな顔をしてるだろう
散らばる記憶と声に
情熱の形に差し伸べるよ
わけなんて無いんだよ
少しの間
さよならを言わせて
足跡に突き刺さる
理由は俺のものなんだ
瞑るよ 瞳を
そのままで 何もかもが
見えるはずさ
いつか理由を手に入れる
心も色を手に入れる
その時 俺はどんな顔をしてるだろう
いけるはずさ
いつか形を失くしても
景色が俺を遠ざけても
その時 俺はこんな顔をするだろう
記憶に嘘はつけないから
手を繋いで
くたばる誰かを見た
残酷だ 僕は呟いた
そうかしら 君は振り向いて
予感がした
カラスが鳴いていたんだ
残酷だ 僕は呟いた
そうかしら 君は振り向いて
飛び込む僕の全てが
撒き散らした泡の反射に
君はどこにも映っていなかった
目は覚めやしなかった
飛び込む君の中へと
撒き散らした泡の反射に
僕がどこかに映っているようにと
目を閉じることは 出来なかった
手を繋いで
くたばる誰かを見た
予感がした
カラスは電線に佇む
飛び込む君の中へと
撒き散らした泡の反射に
僕が映っていた瞬間があるなら
夢はきっと覚めるよ
飛び込む僕の全てが
撒き散らした泡の反射に
君がどこかに映っているようにと
夢は覚めることはなかったんだ
その瞬間だけは
風よ 持ってきて
君を待つ理由 その真実を
僕は 抗えないよ
車輪のように 過ぎる日々
いつか、いつかなんて思ってた
君の全てを知る そんな日は
僕は、僕はなんて思ってた
笑顔の 目の前で
風よ 持ってきて
君を撃ち抜く そんな退屈を
僕は 抗えないよ
靴紐はほどけ 立ち尽くしたんだ
風よ 持ってきて
君のためにある その言葉を
僕は 抗えないよ
君に触れる ための衝動に
見えないほうがいいって
伏せようと しかし僕を見つめて
君は許した 僕に君の全てを
記憶を 辿り終えて
風よ 持ってきて
君を待った理由 その真実を
僕は 抗えないよ
車輪のように 過ぎた日々
風よ 持ってきて
君を撃ち抜く そんな退屈を
僕は 抗えないよ
忘れ去るために堕ちていく 体に
どうしようもなく
この体の奥に広がる常識は
全てを受け入れてくれていた
そんな何もない場所で
昼間の怠惰に飛び込んでくるような
優しさ 憎しみ君の全て
言葉を当てはめるのは疲れた
輪郭を上手に 描けるなら 良いな
筆に触れる指先に疾走る
甘い痺れは君みたいだった だったんだ
俺は沢山生きたよ
やりたいことも大体 やれて
だから体が邪魔するんだ
繰り返したい生きる理由を
機械のような気がして
やりたいことも大分 なくなって
だから理解はして いるんだ
繰り返せない生きた理由を
夢から覚めて
俺が俺じゃなくたって
現実の真実を 突き付けるために
鏡を叩き割って血を流す
そしてまた夢へ
俺は沢山生きたよ
やりたいことも大体 やれて
だけど隣に君がいなくて
繰り返したいことは何だっけ
機械のような気がして
やりたいことは大分終わって
だけど理解は出来なかった
繰り返せた はずの君の夢 俺の夢