溶ける飴玉をみつめて
君がいなくなればいいのに
そうしたら同じように
溶けていけるかな 永遠に
小さな瞳に
赤らむ全てに
さよならが言えなくて
溶ける気持ちはどうしたって
君が踏み潰せばいいのに
そうやって僕らは
溶けてはいけなかった そうさ
小さな瞳に
赤らむ全てに
吐き出しては消えた 想い
想い
小さな瞳に
赤らむ全てに
さよならが言えなくて
どうしようもなく
この体の奥に広がる常識は
全てを受け入れてくれていた
そんな何もない場所で
昼間の怠惰に飛び込んでくるような
優しさ 憎しみ君の全て
言葉を当てはめるのは疲れた
輪郭を上手に 描けるなら 良いな
筆に触れる指先に疾走る
甘い痺れは君みたいだった だったんだ
俺は沢山生きたよ
やりたいことも大体 やれて
だから体が邪魔するんだ
繰り返したい生きる理由を
機械のような気がして
やりたいことも大分 なくなって
だから理解はして いるんだ
繰り返せない生きた理由を
夢から覚めて
俺が俺じゃなくたって
現実の真実を 突き付けるために
鏡を叩き割って血を流す
そしてまた夢へ
俺は沢山生きたよ
やりたいことも大体 やれて
だけど隣に君がいなくて
繰り返したいことは何だっけ
機械のような気がして
やりたいことは大分終わって
だけど理解は出来なかった
繰り返せた はずの君の夢 俺の夢