特別なんだ きみは
そんな嘘がいつまでも響いた
信じたくなんか ないけど
溺れていたい その声に
指令が走って 勝手に 動き出してなんて
いつか取って代わられてしまう
歳をとるたびに
感性は死んで、なんて嘘なんだ
鈍くなったその感覚は
本当に必要な感情だけを
受け止めるための 形をしているだけだ
信じたいものと同じように
信じたくないものが在る
くだらなくなんかない
君が意識もせずに言い放った
全てがその声に詰まっていた
そんな錯覚を 覚えた
歳をとるたびに
感性は死んで、なんて嘘なんだ
鈍くなったその感覚は
本当に必要な感情だけを
受け止めるための 形をしているだけだ