無駄に生きてきてさ
知らなくてもいいことばっか
たらふく 味わってきたよな
メンヘラとか ずいぶん安くなったな
君はどんな味するかって 形容するのに
ケーキにのったイチゴくらいの
その程度の言葉で
わたし何色に見える
君がつまんなさそうに
俺を喩えたあとに聞き返してきたことを
なんかよく 覚えてるよ
何色なんて浮かびもしなかったことも
覚えてるよ
無駄に生きてきてさ
知りたくてたまらないことが
くだらない ことだったなんてさ
通り過ぎて 振り返ってみたって
君の後ろ姿なんて 形容できないよ
似たような人を並べられたら
その程度の 興味で
それが一番 知りたくなかった
なんとなくだけど
人を求めなくちゃいけないなんて
勝手に思ってたんだよ
何が欲しいのかとか もちろん
知らなくちゃなんて
わたし何色に見える
君がつまんなさそうに
俺と結んだあとに聞き返してきたことを
なんかよく 覚えてるよ
何色なんて喩えられなかったことも
覚えてるよ
わたし何色に見える
君がつまんなさそうに
俺を喩えたあとに聞き返してきたことを
なんかよく 覚えてるよ
何色でも似合うなんて つまんないことを
言ったっけ 覚えてるよ