cimon shoe nuts

作詞おきば

伝えようと

例えば 今 生きることをやめてみたら
何がこの世界に起きるか なんて
そんなことを考える余裕くらいなら
あるんだ 間違いはなく
ついでに言えば
何も起きやしないし
吹けば飛んでいくような悲しみが
何人かを包む時間が訪れるだけ
そんなことも分かってる


それを見下ろしながら
たぶん あっちで肉体を気にせず
ウイスキーでも 嗜んで
意地悪くあなたと笑う


でも別にそんなの夢見ちゃいないよ
馬鹿みたいにそんな夢見てたら
とっくに首でも吊ってるよ
そうしないってことはつまり
この世界にだけ
生きてる俺にだけ見られる
夢みたいなことがまだあるって
どこか信じているんだ 嘘じゃないぜ


例えば 今 生きることをやめてみたら
そんなこと思う前に 考える
そもそもちゃんと 生きてきたかとか
そうじゃないな 間違いはなく
ついでに言えば
君と 全くおんなじで
痛みを受け入れてまで やめたいとか
そんな勇気もないんだ そしてそれを
勇気とは言えないとも 思っている


なんだ ちゃんと生きたいんだ
想いを現す この刻は
どこまでも洗い流してくれる
だから 好きなんだ

 


でも別に 夢なんか見ちゃいないよ
馬鹿みたいなんてきっと思わないけど
とっくに見てる気もするよ
そう思うってことはつまり
この世界はさ
生きてる俺だけに広がって
目まぐるしく色の変わる 夢
もう少しだけ足掻くよ 嘘じゃないぜ