cimon shoe nuts

作詞おきば

振り返り 消えて見せてよ~そんなもの まで

最近詩を書くことはあれど最後まで出来上がらないことが増えてきました

良いフレーズとか。情景とか幾度となく浮かびはするものの

形にする、完成させるっていうのは一回立ち止まってしまうととても難しい

曲に起こせたとしてたぶん2~3分強くらいの短いものがとても多いと思うんだけど

それでも上手く形にしようとか雑念が生まれるのは、

書くものがぶれまくってきている証拠かもしれない

 

消えて見せてよ(2018年)

泥臭いくらいに人間らしいものが書きたいなぁと思って

自分が思う人間らしさって、一貫しているようなものよりも

さっきはこうだったのに、今は逆になってるとか

ぐっちゃぐちゃでまとまりない感じだと思っていて

凄く個人的な体験が描かれているようでも、この詩は視点が三人称だったりする。。

消えるって自分が書く詩のなかだと、どうしても出来ないことのモチーフとして書いていることが多いんですけど

それを相手に求めたり、出来もしないのに消えるって言い張ってみせたり

まぁ、そういう感じで書いたのであまり筋の通る説明とかは出来ないですね

この詩は嘘まみれで、どうとでも取れるので。

 

dyslexia(2018年)

ディスレクシアってざっくり言うと文字の読み書きのみ困難という障害なんですけど

自分が通っていた小学校が廃校になって、跡地がまっさらになっていて

小学校における学業で自分が学べたことといえば、一番は作文能力だったと思うので

その記憶や経験がぽっかり抜け落ちてしまったら、ってことに恐怖を感じて

タイトルにしたんですよね

ただ、タイトルのように読み書きが困難なことっていうのはあくまでモチーフであって

上手く伝えることが出来ないって誰しもいくらでもあると思うんだけど

それにもがいているような雰囲気が出せていれば何より、って感じです

伝えたいことが上手く自分のなかで整理できないからこそ、苦しまずに現実を受け止められることもある

それは不幸なことではなくてとても人間らしいことだと思います

 

そんなもの(2018年)

書こうとしている情景はそんなに悪くないかなと思うんですが

それを上手く描ききれたのかっていうと微妙で、正直好きじゃないなーって感じます

若くして余命幾ばくかとか、もうすでに先がないようなそんな人が

久しぶりに外の世界で、年相応に外を満喫している様子を幸せそうに見つめている、そんな風景が描きたくて

Aメロ部分、タイムマシンって言葉が出てくるように

時間の概念がその人とふれあっていた瞬間だけはすっ飛んでいるというか。

未来にどうしたって避けられない不幸があるとしても

その運命を辿っていくことに苦しみもがいているとしても

慰めをどうしても薄情に感じるほど心は荒んでいっても

触れ合っていた瞬間に自らの記憶がいつでも連れていってくれるから

そんな彼は驚くほどちゃんと今を生きられているんじゃないかなぁ

僕はそんな余命僅かって人と接した経験はないので、全部想像でしかないですし

実際、そういう状況にいる人を励ましたくて書いたとかそんな傲慢なことは考えていないです