cimon shoe nuts

作詞おきば

描けない理由

あのくだらない意地にも理由が

まとわりついているとばかり

そしてそれは計り知れないほど

崇高なものだとばかり

思っていた

思っていたんだ

 

少しずつ 欠けていく

振り向く こともない

少しだけ 気づいてる

少しずつ俺が俺じゃなくなっていること

 

このくだらない生き方の理由を

手探りほどいていくために

そしてそれには意味もないことに

ただ蝕まれた心は

気づいていた

気づいてしまったんだ

 

普通じゃいられないのなら

そもそも普通をしらないのなら

それでも自分を 信じたい

信じたかった でも それだけで

 

普通に生きていけていたのに

もう信じたいとも思えないなら

こんな 歌に乗っかる ものも

吹けば飛ぶような言葉でしか なくなる

 

 

 

誰かに聞いてもらいたくもない

それは言い訳だったなんて

それすらも良く分からない

聞いてよ いや聞かないでもいいよ

 

それが描けない理由さ

誰かの記憶のなかだけの存在に なりたい

 

普通じゃもうとっくにないとして

どこかで普通だとも思ってる

そんな自分を 殺したい

消え去りたかった けど そんなこと

 

普通に生きていけていたのに

もう信じたいものも無くなった

そんな 歌に乗っかる 言葉

吹かれていたずらに舞っている

 

 

 

誰かに聞いてもらいたくもない

そんなことを本気で思うよ

それすらも嘘なんじゃないかって

聞いてよ 問いただしてよ

 

 

これは欠けない理由さ

誰もこの記憶を知る ことは無い