なんか世界はもう駄目らしくってさ
みんな見てみぬふりをしているらしいんだ
俺は世界のことは知らなくて
だけど他人事とも思っていない
そういえば少しだけ知ってることがあるんだ
君はたぶん、おそらく、きっと世界に怯えてる
俺は世界のことは知らないよ
だから駄目だったって それも分かってる
誰かに聞いたところで
その眼が見て頭が考えた
世界しか教えてくれないって
それすらも分かっているから
俺の世界はこんなふうに
ぐっちゃぐちゃでも回っているって
伝えなくちゃいけない気がして
誰も聞きやしないって
ぐっちゃぐちゃに踏み潰されて
それでも 君は 聞いてんだろう?
なんか世界が綺麗なんだって?
みんなそう思おうとしているらしいんだ
俺は綺麗なものが大好きで
だから信じてみたんだ
そういえば少しだけ傷付くことがあったんだ
俺はなんか、どうやら、ずっと笑われていた
俺は綺麗なものが大好きで
だけど嘘だったらしいんだ
誰かが笑ったところで
その眼が刺して口が震えて
そんな顔を見てたらさ
なんだか可笑しく思えてきて
俺の世界はこんなふうに
ぐっちゃぐちゃでも回っているって
伝えなくちゃいけない気がして
誰かが俺を指差して
でたらめだ 間違ってるんだって
それでも 俺は 真っ直ぐなんだよ
君にもう一度会ったら
愛してるとは 言えないな
君がもう一度笑ったら
でも、なんか悪くないなって
俺の世界はこんなふうに
ぐっちゃぐちゃでも回っているって
伝えなくちゃいけない気がして
誰かが俺を指差して
でたらめだ 間違ってるんだって
それでも 君が 聞いてるから
だからこそ俺は 真っ直ぐなんだよ