cimon shoe nuts

作詞おきば

作詞 2017年

しまっておきたい

机に向かって 僅かな熱と時間を 1回 2回 3回と 頭が数える時間に 意味は大して無いと思ってた 憧れていた あの人が妄信するうたを 1回 2回 3回と 指先で示し読み上げて そして下についてきた 意味もよくわからない長文に くらくらしちまった 誰かに語られる…

meltclear

忘れられない記憶に 心が爪痕を 残すとき 僕たちは 静かになぞった あの朝が迎えに来るまで ただ目を伏せていただけ 輪になって 過ごしたあの日々に 僕たちは 静かになぞった 変わることのない その瞳の奥 汚れたこの手を 確かめて 他の誰でもなく 君だけの …

振り向いて

こんなことばっかだね 想像さえもして いなかった 未来はくるくると 脳みそに いつでも あるとそう 思ってた そんなこともないんだね 表情なんて 見たくないよ 未来はくるくると 閉じこもる だけど僕たちは あの街に 振り向いて そう 下らない時間が過ぎ 夕…

MS

嘘だろうとかなんで俺がとかそんなくだらないことはあまり胸を満たさなかった 少しだけ本当に少しだけそんな心を認めることが出来た me, and she繰り返すよ柔らかなこの気持ちもじっとりとした痛みも me, and she繰り返してる君は痛みでもなく喜びでもなく俺…

bloom, wither, bloom

なんだかもういいやなんてふと思うことだってあるだろう そのうねる 指先で教えて欲しい それと 教えてあげたい冗談みたいにじゃれる 昼下がり 誰かが 枯れ果て その声で歴史は残らないと知っていて僕は その声を 刻み込む自分が生きていく為に君は生きたん…

その一歩に

いつかは正しい存在に なれると思いながら まだ そうではないから あの笑顔も伏せた瞳も 俺のものではなかった 昨日のことみたいだ 一瞬だけ 本物だったときが 腐りきってもそう思わせるほど 輝いていたんだな 拍手を送ろう 思い出なんて名前を つけずに受け…

cinema repeat painless

どんな物語だって 敵いはしないのさ フィルムの中で流れる 涙は僕のものじゃない どんな悲しみだって 触れられないと知って 記憶の中で流れる 涙は誰のためだろう 一番になりたくてなんて 思った覚えは ないけど 一番になって しまったら 応えてあげられない…

電子の海

星空の下 キスをしたあまねく数字の その海へ誰かがため息をついても知らないから 正しいことなんて 揺られ微睡むこの道のりは煌めくすべてに満ちている僕の心が映りはしないってそう感じて うなだれて あのやりとりは光が運んで世界の速度に驚くこともなく…

暗闇の中でも

宇宙の隙間に産み落とされたことに気づかずとも 息をしているただそれだけで世界の中心にいられるそんな気がしていたよ 実は端っこでか細く 未来にため息をついているだけ それでも この眩い光に眼は閉じたくなくて焼き付いてくれ もう二度と消え去りたいな…

pray for me

少しずつ記憶が 心が体よりも進んでいく世界を置いていく手を振ることもなく 別れるよ 孤独と笑われるその手に何かを持っていなければいけないなんて呆れても仕方はなくなって 手を繋ぐよ他の 誰でもなく愛でもなく 君と 手を繋ぐよ他に 何もなくたって愛と…

自問自答

満たされてしまったらもう景色は進まないよそれでもいいのかい僕は答えも聞かずに 知っていた飽きることなく求める 誰かがそれを愛と呼ぶ そんなちっぽけなものに 興味なんて 満たされてしまってもその向こうがあるのならそれならいいのかい僕は答えも聞かず…

mirror

時間はするすると流れるだけど穏やかだ 君みたいに針に触れてみる止めたかったんだよ この時を わからないだろいつか終わる青 その憂いは新しい始まりを迎えて赤く 赤くなっていくよその瞬間に浸っていたかったな 時間はするすると流れるだけど穏やかだ 知ら…

film 2

散らばる記憶と声に情熱の形に手をかざすよ意味なんて聞かないで少しの間このままでいさせて 足跡に突き刺さる理由を紙に書き出して祈るよ 未来をそのままで どこへだって いけるはずさいつか形は変わっていく景色は色を失くしていくその時 俺はどんな顔をし…

迷子

手を繋いでくたばる誰かを見た残酷だ 僕は呟いたそうかしら 君は振り向いて 予感がしたカラスが鳴いていたんだ残酷だ 僕は呟いたそうかしら 君は振り向いて 飛び込む僕の全てが撒き散らした泡の反射に君はどこにも映っていなかった目は覚めやしなかった 飛び…

青、君のこと

風よ 持ってきて君を待つ理由 その真実を僕は 抗えないよ車輪のように 過ぎる日々 いつか、いつかなんて思ってた君の全てを知る そんな日は僕は、僕はなんて思ってた笑顔の 目の前で 風よ 持ってきて君を撃ち抜く そんな退屈を僕は 抗えないよ靴紐はほどけ …

for cure

溶ける飴玉をみつめて君がいなくなればいいのにそうしたら同じように溶けていけるかな 永遠に 小さな瞳に赤らむ全てにさよならが言えなくて 溶ける気持ちはどうしたって君が踏み潰せばいいのにそうやって僕らは溶けてはいけなかった そうさ 小さな瞳に赤らむ…

Talk about nothing

どうしようもなくこの体の奥に広がる常識は全てを受け入れてくれていた そんな何もない場所で昼間の怠惰に飛び込んでくるような優しさ 憎しみ君の全て 言葉を当てはめるのは疲れた輪郭を上手に 描けるなら 良いな筆に触れる指先に疾走る甘い痺れは君みたいだ…