cimon shoe nuts

作詞おきば

朝焼けは蛍

この街で たぶん
僕だけしか 僕のことを知らない
憂鬱で包んでみるんだ 言葉を
誰かが 掬ってくれるように


地を這う虫みたいに
意志なんてなく 目的だけで
生きていけたなら


この街で たぶん
僕だけしか 僕のことを知らない
憂鬱なふりをしている 自分を
勝手に 救ってしまえるように


眠ろうとしてみるけど
一日の終わらせ方を
忘れて しまったみたいだ
誰か教えてよ 終わらせ方を


そんなだから
とてもじゃないけど
人間に生まれた気がしないよ
虫かなんかなんだ そんな


この僕を たぶん
君だけしか 僕を救えない
憂鬱なふりをしている この僕を
勝手に 救ってしまえるのは 君が

 


眠ろうとしているからだ
君の明日を始めるために
おはようを ただ言いたいから
君は聞いてよ この声だけを

 

眠ろうとしてみたけど
一日の終わらせ方を
忘れて しまったみたいだ
誰か教えてよ 終わらせ方を
そして君は教えてよ 明日の始め方を

Egoistic

爆発させたいほどに
溜め込んでいるものなんて
ないんだよ それでもたぶん
生きているような
気がするときは
滲み出していくから


人はいつの間にか
とても賢くなってしまって
なんとなく
形にしてみたら
いつまでも残ってしまう
そんな錯覚に 僕は溺れている


上等だ
灰にも残らないほど
忘れ去られるほど
歴史なんて無い
偉業でも無い
究極 自分だけで味わう
融け進むほどに産まれ続く
誰も知る事は出来ない


爆発させたいほどに
溜め込むようなものなんて
しょうもない それでもたぶん
生きていくような
気になるときは
滲み出してしまうから


頑張るほどでもない
僕は僕のまま
究極 そう自分なりにね

 


上等な
ものだとか言われるほど
忘れてしまいたいよ
何が分かるわけ?なあ
何が分かるの?
究極 自分だけのもの
融け進むほどに産まれ続く
誰にも分からせたくはない

 

上等だ
灰にも残らないほど
忘れ去られるほど
歴史なんてない
偉業でもない
究極 自分だけで味わう
融け進むほどに産まれ続く
誰も知ることは出来ない

恐れないで
そのまま
不器用なままでいいから

 

許さないで
そのまま
大嫌いなままでもいいから

 

恐れないで
このまま
光のように時は進む
取り残されても 君は 君のままで


望むように なれたなら
傷つくこともないかな
明日は白く 待っている
その手を 待っている

 

愛してるよ それはただ
忘れたいだけだとしても
明日は白く 待っている
この手を 待っている ような気がして


自惚れだよ なんて
取り繕ってみても
信じてしまっているんだ
僕は選ぶだろう そして
願うんだ ただずっと


恐れないで
そのまま
形なんて変えはしないで

 

許さないで
これから
今までのこと 受け止めて

 

恐れないで
このまま
光のように時は進む
ただ見ていたい 君と この先のことを


望むように なれたなら
傷つくこともないかな
それは少し 怖いんだ
当たり前に なってしまう

 

愛し合うよ これからは
忘れないためだとしても
明日を白く 染めてみる
先なんて 分からない ようなままでいい


自惚れだよ そっと
取り繕ってみたんだ
信じてしまっているから
心地良いから そして
怖くなる それでも

 


恐れないよ
このまま
器用になんてなれないけど

 

許さないよ
それでも
隣にいようと思うんだ

 

恐れないよ
このまま
光のように 走り出すよ
取り残しはしない 君を 連れて行くよ

wood spice

なんとなく
四十になろうが 五十になろうが
変わらない気がする


歳を取る どうとも思っていなかった
だけど少しは
思わなくちゃいけないのかな
そんな気もするんだよ


大人になって
おっさんになって
おじいさんになっても
変われない気がするんだよ
いい事なのかな 誰か 教えて


歳を取る 重なる生きてきた足跡
だけど少しも
歩いたような気がしない
そんなままでいいのかな


大人になって
おっさんになって
おじいさんになっても
変わらないままでいたいよ
そう思えるように なって 来たんだ

 


大人になって
おっさんになって
おじいさんになったら
変わらないまま口ずさもう
いい事なのかは 誰も 知らないから

季節感のない部屋

少しだけ寂しく ないように
あの窓を開けてくれないか
そういった 君は目を伏せた
縛られたくはないのさ

 

少しだけ寂しく ないように
あの窓を開けてくれないか
そういった 君は笑ってた
ただただ優しい 温度


これだけが全てなら
それも悪くないな
君は指を 絡める
真夏 季節感のない部屋で


少しだけ寂しく ないように
あの窓を開けてくれないか
そういった 君は目を伏せた
縛られたくはないのさ


これだけが全てなら
そうだったなら良いな
君は指を絡める
真夏 季節感のない部屋で

 


少しだけ寂しく ないように
あの窓を開けてくれないか
そういった 君は目を伏せた
縛られたくはないのさ

 

少しだけ寂しく ないように
あの窓を開けてくれないか
そういって僕は笑ってみた
縛られたくはないのさ

 

少しだけ寂しく ないように

 

少しだけ寂しくないように
縛られたくはないのさ

伝えようと

例えば 今 生きることをやめてみたら
何がこの世界に起きるか なんて
そんなことを考える余裕くらいなら
あるんだ 間違いはなく
ついでに言えば
何も起きやしないし
吹けば飛んでいくような悲しみが
何人かを包む時間が訪れるだけ
そんなことも分かってる


それを見下ろしながら
たぶん あっちで肉体を気にせず
ウイスキーでも 嗜んで
意地悪くあなたと笑う


でも別にそんなの夢見ちゃいないよ
馬鹿みたいにそんな夢見てたら
とっくに首でも吊ってるよ
そうしないってことはつまり
この世界にだけ
生きてる俺にだけ見られる
夢みたいなことがまだあるって
どこか信じているんだ 嘘じゃないぜ


例えば 今 生きることをやめてみたら
そんなこと思う前に 考える
そもそもちゃんと 生きてきたかとか
そうじゃないな 間違いはなく
ついでに言えば
君と 全くおんなじで
痛みを受け入れてまで やめたいとか
そんな勇気もないんだ そしてそれを
勇気とは言えないとも 思っている


なんだ ちゃんと生きたいんだ
想いを現す この刻は
どこまでも洗い流してくれる
だから 好きなんだ

 


でも別に 夢なんか見ちゃいないよ
馬鹿みたいなんてきっと思わないけど
とっくに見てる気もするよ
そう思うってことはつまり
この世界はさ
生きてる俺だけに広がって
目まぐるしく色の変わる 夢
もう少しだけ足掻くよ 嘘じゃないぜ

sunset

僅かな痛みは 教えてくれる
まだ 大丈夫だって
夕凪 君に見とれて


風景 変わらないで
ずっと 僕を守っていて
その夕景 触らないで
ずっと 見つめていて 遠く


僅かな痛みが どこにもなかった
まだ 大丈夫だって
夕凪 君に見とれて

 


風景 変わらないで
ずっと 僕に映っていて
その夕景 触らないで
ずっと ただそのままで いて

 

風景 変わらないで
ずっと僕を守っていて
その夕景 触らないで
ずっと 見つめていて 遠く